5月26日:国言葉

く:梔子くちなし

に:匂ふが如し

こ:言の葉の

と:時めき給ふ

は:晴れがましき



【雑記】

 受賞されたカクヨム作家さんへのお祝いの気持ちを込めて。

 星都ハナス様、カクコン2021【実話・エッセイ・体験談部門】短編特別賞、おめでとうございます。

 https://kakuyomu.jp/works/16816927859664647811

 ……アクセス増加には全く貢献出来ませんが、ひっそりと祝福を文字にさせて頂きたく。歌として、いえ、それ以前に(特に「給ふ」)だいぶ無理がありますのもお許しください。


 私はリズムの際立つ文章が好きです。整える型であろうと、乱す型であろうとリズムが強く出る文に惹き付けられる傾向があります。

 特に詩に属するカテゴリーはリズムと音が肝と個人的には思っております。自分の弱点でもある為、憧れが強く、私が拝読しに伺う方の多くはリズム感に優れた文章を書かれます。

 ハナス様も散文さえ、それを元に踊れそうに言葉を操られます。尊敬。


 そのリズム(と調)の魅力の結晶として感じられるのが、お国言葉。親戚に国訛りを使う人はおり、彼等の口述は不思議と魅力的でした。昔話1つ語るにしても風合いが変わります。それに対し、ほぼ共通語しか知らない自分の味気無さが子供ながら残念でした。

 こんな風に感じる共通語オンリー話者は私の周囲に少なくありません。

 小説を書いていますと、よりお国言葉のある方が羨ましい、と感じます。描けるバリエーションも違います。私は特徴的な方言キャラを出せません。

 最近、カクヨムでお国言葉について思い出すきっかけをくださった方があり、お題に取りたい、と考えたタイミングでしたので、今回使わせて頂きました。


 そうでした!

 出来るだけ、お祝いに伺いたいですので何かで受賞された方々、いらっしゃいましたら、どうぞアピールなさってくださいませ。私、リアルの状況によっては発表を確認し損ねますので。

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