第2話

 俺は次期国王指名を回避するため、早速動き出した。

 まず初めに呼び出したのが、デロフ・ヴィクトール・ドラガルドである。

 2つ年上のドラガルド王国第二王子だ。


 本来、第二王子の下へ赴き、計画を話すつもりだったが、向こうの都合で俺の部屋で話すことになった。


 よっぽど見せたくないものでもあるのだろう。

 18ともなれば、多感な時期だ。


 きっとエロ本が見つかるのを恐れたに違いない。


 しかし、デロフはいつまで経っても、俺の部屋に現れなかった。


「遅いですね、デロフ様。折角淹れた紅茶が冷めてしまいますわ」


 銀のトレーを胸の前に抱え、ため息を吐いたのはライサ・レヴェシュだ。


 俺付きのメイドで、俺が12歳の頃から仕えている。

 年は俺とさほど変わらないが、童顔のせいなのか、それ以上に若く見える。

 フリルの付いたエプロンから見える足首は細く、たわわな果実を思わせる胸は谷間を作り、首に巻いた白く清廉なタイを飲み込んでいた。


 黒のワンピースに、純白のエプロンドレス。

 宵闇を思わせるような長い黒髪にはカチューシャが乗っている。


 金髪碧眼も好きだが、やはり日本人の俺としては黒髪、黒瞳が落ち着く。


「相変わらずだな、兄上は」


 俺はライサが淹れてくれた紅茶を飲む。

 適温に温められた紅茶は、その独特の香りを口内に振りまいた。

 程よい苦味はいっそ気持ち良く、ほのかな茶葉の甘みが舌を優しく包む。


 いつ飲んでもうまい。

 前世の時ですら、こんな贅沢な紅茶を味わうことも、時間もなかった。

 優しく美人のメイドに、存分に紅茶を味わう安穏な日々。

 こんな些細な時にこそ、転生して良かったと、素直に思えてくる。


「いかがですか、ご主人様?」


「うまい。あと、ライハルトとライサが呼んでくれたら完璧だ」


「ダメですよ。ライハルト様は私のご主人様なのですから」


 何故かトレーで顔を隠し、チラリと俺の方をのぞき見た。

 トレーからはみ出た耳たぶは、いつも真っ赤だ。


 いつもは従順なライサだが、こと呼び方となると反攻の意を示してくる。


 どうやら、俺を「ライハルト」と呼びたくない理由が他にもあるらしい。

 まあ、今の「ご主人様」と言う呼び方は、存外気に入ってる。

 それにこうしてライサの顔を赤くなるのを見るのも、悪くは無かった。


 しばしライサと戯れていると、荒々しく扉が開く。

 入ってきたのは、前髪を上げたポンパドール頭に、服装をわざとだぼったくヽヽヽヽヽ着崩した男だった。


 この如何にも無作法な男が我が兄――ドラガルド王国の第二王子デロフである。


「遅いよ、兄さん」


「うっせぇ! わざわざお前の部屋まで来てやったんだ。感謝ぐらいしろ」


 デロフはどっかりと俺の前にあるソファに腰掛けた。

 ライサが紅茶を差し出すと一気に呷る。

 相変わらずだな。教養の欠片もなければ、品もない。

 折角、ライサが淹れてくれたおいしい紅茶だというのに。


 この頭をいじくって、品行方正にする精神感応系や記憶改竄系の魔法はあるにはあるのだが、闇属性に属する魔法で俺は使えない。


 俺が転生したこのニーマという世界の魔法は、『火』『水』『風』『土』『雷』『金』『光』『闇』と8属性から構成されている。


 魔法には様々な決まり事が存在するが、その最たるもの『火』と『水』、『風』と『土』のように相性の悪い組み合わせが覚えられないことだ。


 俺は魔法を習う時に、光属性を選んだために、闇属性の魔法を覚えることができなくなってしまった。

 転生し、様々な能力が上限一杯まで引き上げられたこの身体だが、その不文律からはさすがに逃れられないらしい。


 音を立て、ティーカップを乱暴に戻したデロフは。ソファの背もたれの上に腕を投げ出し、足を組んだ。


「んで? なんだよ、オレ様を呼びつけるなんて」


 俺はライサに部屋から下がるように命じる。

 人払いし、いよいよデロフと1対1で内緒話を始めた。


「明日の指名式のことだけど……。兄さんは俺が王になってもいいと思ってる?」


「ふざけんな! お前が次期国王なんてオレ様は認めないからな」


「だろうね。兄さんならそう言うと思ったよ」


「はあ……。なんだ、お前? 今日はいつにも増して、気持ち悪いなあ」


 デロフは目を細め、警戒する。

 ちょっと驚いた。

 俺の予測ではデロフは喜んで「じゃあ、オレ様と王の座をかけて戦争だ」と言うと思っていたからだ。


「俺はね。実は、デロフ兄さんこそが王にふさわしいと思っているんだ」


「かかかっ! よくわかってるじゃねぇか!」


 もうその気になった。

 本当に単純だな。

 ここまで来ると、いっそ清々しいくらいだ。


「だけど、父上はすんなりと認めてくれないだろう」


「なんでだよ?」


 それぐらいわかれよ。


「父上は、兄さんよりも俺の方が、実力が上だと勘違いしているのさ」


「そんなことはねえぇ!!」


「だから、父上に見てもらうんだ。俺が兄さんよりも劣っているところを。それが俺の計画だ」


「なるほど。そういうわけか」


 ようやく納得してくれた。

 馬鹿を手懐けるのも一苦労だ。


 デロフは馬鹿だ。


 しかし、馬鹿ゆえに王にふさわしい。


 ドラガルド王国には、今王子王女の合わせて7人の王位継承者がいる。

 その中でも、デロフは頭1つ抜けて愚かな王子だ。

 如何にも頭が悪そうに見えるが、実際のところ頭が悪い。

 もう20になるというのに、いまだに九九くくができないという有様である。


 だが、頭が悪いヽヽヽヽということは1つの美徳だ。

 見方を変えれば、次期国王として俺が御しやすい人間ということでもある。

 そういう意味で、デロフは打って付けの人材と言っていい。


 見てくれからもわかるとおり、功名心がは高く、玉座に対する意欲も高い。


 俺にとって、デロフほど理想の次期国王はいないだろう。


「じゃあ、次に明後日の次期国王指名式でのことを説明するね」


 そして、俺はデロフにある計画を打ち明けた。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 2日後、いよいよ俺の次期国王指名式が始まった。

 王族の全員とさらに家臣、貴族たちが、一同に王の間に集う。

 間の真ん中には赤い絨毯が敷かれ、その先には煌びやかな玉座に座る王の姿があった。


 ドラガルド王国国王エニクランド・ヴィクトール・ドラガルドである。

 今現在における俺の父親だ。


 長く白い髭を生やし、頭には王冠、赤い天鵞絨ビロードのような触り心地のよさげな外套を羽織り、金と宝石で固められた玉座に国の最高権力者の臀部が収まっていた。


 御年48歳――。


 ちなみに獣人やエルフといった亜人種たちがいる世界だが、王は人族だ。

 その肉体構造も前世の人間と変わらない。

 平均寿命は低いが、エニクランドは48という年齢にもかかわらず、見事な体格をしている。


 数日前まで戦地にいたのだ。

 いまだその戦意が残しているようにすら見えた。

 衰えを知らず、溌剌はつらつとした表情を家臣や家族の方に向ける。


「ライハルト・ヴィクトール・ドラガルド第3王子、前へ」


 厳粛な空気が漂う王の間に、声が轟く。

 列の最後尾付近に座っていた俺の耳朶を震わせた。


「はい……」


 返事をし、レッドカーペットを歩いて行く。

 玉座から20歩手前で膝を突き、頭を垂れた。

 典礼に則して動くだけで、ご婦人方の吐息が聞こえる。


 やがて王の言葉が、王の間に降り注いだ。


「ライハルトよ、心して聞くがよい」


「はっ」


「ライハルト・ヴィクトール・ドラガルドよ。お前を――」



 次期国王に指名する。



 凜と国王の声が響き渡る。

 その瞬間、羨望と嫉妬、あるいは憎悪に似た感情を含む視線が、俺の背中を貫いた。

 おそらく、左右に居並んだ兄弟たちであろう。

 俺以上の才能がなく、無能で哀れな噛ませ狗どうけしたちであった。


 やがて、それとは対照的に称賛の声が上がる。

 温かな拍手に包まれ、場は静かに高揚していった。


「返事を聞かせてくれ、ライハルトよ」


「ちょっと待ったぁぁぁあああああ!!」


 怒声に近い声に、場内一同が肩をびくつかせた。

 そして視線が徐々に声の主へと集まっていく。

 前髪を立てた一昔前の不良みたいな髪型の王子を見て、皆の口元が固まった。


 デロフ・ヴィクトール・ドラガルド第二王子だ。


 デロフは指名をされたわけでもないのに、ポケットに手を突っ込み、進み出てきた。

 自分を見つめる周りの視線のすべてに睨みを利かせる。

 まるで不良漫画に登場しそうな時代錯誤感が漂う風貌と態度だ。


 空気を読めない王子の登場に、むろん周囲は怪訝な表情を浮かべた。

 だが、俺にとっては予定通りの展開である。


 俺は何食わぬ顔で振り返った。

 不逞の輩から王を守るように、兄の前に立ちはだかる。


「控えて下さい、デロフ兄さん。ここは陛下の御前ですよ」


「控えねぇよ。オレ様だって、王位継承者だぜ。そうだろ、ライハルト?」


 デロフが後ろに下がることはない。

 1歩踏みだし、いよいよ王の前に立ちはだかる。


「なあ、親父おやじ殿よ。親父殿はライハルトの才能を見込んで次期国王に指名したんだろ? だったら、簡単だ。そのライハルトよりもオレ様の方が才能があることをと見せつけちまえば、オレ様が次期国王だ! 違うか?」


「兄さん! 次期国王をそんな野蛮な方法で――――」


「ライハルトよ。もうよい」


 声をかけたのは、エニクランド国王である。


 この時、俺は心の中でガッツポーズを取った。


 いよいよ国王自身が、俺の計画に興味を示した瞬間である。

 エニクランド国王は俺をたしなめると、デロフの方を向いていった。


「ならば聞かせよ、デロフ。お主がライハルトよりも才能があるという証拠を、どうやって示すのだ?」


「決まってるぜ、親父殿」


 デロフは手を掲げた。

 その指先を俺の方に向けて、宣誓する。



 デロフ・ヴィクトール・ドラガルドは、ライハルトに決闘を申し込むぜ。



 ざわりと場内がざわついた。

 デロフはどこかギロチンめいた歯をむき出し笑う。


「その勝敗を以て、玉座を決する。それでどうだい、親父殿よ」


「そんな! 兄さんと僕が決闘するなんて」


「よかろう」


 エニクランド国王は玉座に座ったまま頷いた。


「次期国王は現国王が指名することによって決めるのが、この国の慣例である。余がライハルトを指名するのは、王族の中でもっとも能力のある者だと考えているからだ。しかし、ライハルト以上の能力を、お前たち兄姉が見せてくれるというなら、次期国王の座をその者に譲ることもやぶさかではない」


 デロフはニヤリと歯を見せ笑う。

 彼だけではない。

 他の王子や王女の目の色も変わった。

 当然だな。


 父は今こう言ったのだ。


 『お前たち兄姉ヽヽヽヽヽヽが見せてくれるというなら』


 つまり、デロフだけではない。

 他の王子王女も、俺以上の力を示してくれたのなら、次期国王に指名すると言っているのだ。


 この言葉の意味合いは大きい。

 国王はどういう覚悟で言ったのか、それとも興奮のあまり口を滑られたのか、単なるミステイクなのかは、わからない。

 しかし、間違いないのは、デロフの登場によって、出来レースだった王位継承戦の潮目が変わったということだ。


 俺は駄目押していく。


「陛下……。その発言はつまり、兄さんや姉さん、あるいは俺よりも年下の弟妹に至るまで、俺以上の才能を持つのであれば、国王に指名するということですか?」


「当然であろう、ライハルト。よりよい能力を示した者が、人の上に立つ。何も難しい理屈ではない。覚悟があるならば、誰でもよい。我が前に出でて、力を示せばよい」


 エニクランド国王は玉座から自分の息子、あるいは娘を見渡した。

 しかし、デロフに続いて、決闘を申し出る者はいない。

 それは自信がないから――という後ろ向きな気配ではなかった。

 むしろ逆である。

 この事態の趨勢を観察しているような雰囲気すらあった。


「わかったか、ライハルトよ」


「…………。国王がそこまで仰るというなら」


 よし!

 ここまでは筋書き通りだ。

 あとは決闘で俺が負ければいい。


 正直に言えば、まともにやれば10回中10回勝てる相手だ。

 それはおそらく周りもわかっている。

 当然エニクランド国王もである。

 勝てると思っているのは、目の前でニヤついているデロフぐらいなものだろう。


 結局、ライハルトが勝つ……。


 だから、この無茶な決闘がまかり通ったのだ。


「よし。なら、早速だ」


 デロフはどこからか木刀を取り出す。


「ここでやるのですか、デロフ兄様」


「善は急げってな。親父殿の気が変わらないうちにやっちまおうぜ」


 これも俺の指示である。


 時間が経てば、皆の頭が冷えてしまう。

 冷静に考えて、今回の決闘の手順は無理筋だ。

 勢いで誤魔化しているだけに過ぎない。

 だから、皆がまだ展開に追いついていない段階で、一気に次の王を決めてしまおうという魂胆である。


「わかった。ちょうどギャラリーもいるしね。あとは、陛下のお許しさえ出れば」


 俺はエニクランド国王を見つめる。

 肘掛けに肘を置きながら、すでに観戦モードに入っていた国王は「うむ」と如何にも権力者らしい頷き方で承諾した。


 48になっても、北国の戦争に従軍するような王だ。

 決闘と聞いて、血が騒ぐのかもしれない。


「(くくく……。ここまでは計画通りだ……)


 俺はあの往年のジャ〇プ漫画の主人公のようにほくそ笑んだ。


 ついに差し出された木刀を握る。


 すると、デロフが俺の方に近づいてきた。

 筋書きにはなかったが、俺に向かって握手を求める。


「いい戦いをしよう」


 俺は気さくに握手に応じる。

 だが、手を握るや否や、デロフが俺を引き込んだ。

 小さく耳打ちする。


「お前のところのメイドをうちで預かっている」


「…………!!」


「お利口なお前なら、この意味はわかるよな? そう――人質だ。悪く思うなよ。だが、オレ様はお前を信用してねぇ。確実な方法を取らせてもらったまでだ。なに……。お前もあのメイドも大人しくしていれば、何の危害も食わねぇよ」


「兄さん……」


「お前はそこで突っ立ってりゃいいんだ。楽なもんだろ」


 デロフはそっと離れていく。

 残ったのはドブくさい息だけだ。

 周囲は俺とデロフの会話について不審がったが、滞りなく決闘が始まることに安堵する者がほとんどだった。


 俺は――デロフに言われた通りにしているわけではないが――立ち尽くす。


 おそらくメイドというのは、ライサのことだろう。

 俺付のメイド。12歳の頃から、異世界の風習に不慣れな俺を、色々と世話してくれた。

 年も近く、俺だけではなく周囲に対してもさりげない気配りができる――俺にはもったいないほど有能で、何より淹れてくれる紅茶が絶品だ。


 たまに、予想も付かないようなハプニングを起こすが、それも愛嬌のうちだろう。


「(そんなライサが人質、か……。ふん――――)」



 馬鹿が……。俺がそれを予想しないわけがないだろうが――!



 デロフ――お前が考えることなどお見通しだ。

 お前が俺を信じていないこともな。


 だが、1つ言っておく。


 俺は、お前が俺を信じない以上に、俺はお前を信じていなかった。


 お前が、俺の立てた計画を鵜呑みにしないことなど百も承知だ。

 変なアドリブを入れることもな。

 故に、俺は様々な安全対策を講じてきた。

 俺に対しては勿論のこと、俺の周りに対してもだ。


 むろん非戦闘員であるライサの身は1番に案じていた。

 そのために彼女の生活を邪魔しないことを原則として、厳重な警備を敷いたのだ。

 今頃、帰ってくる俺のために紅茶の準備を始めている頃だろう。

 ライサ本人は狙われていることさえ知らないはずである。


 俺はただ粛々と自分の計画通りにするだけだ。

 デロフよ。心配するな。

 お前がどんな手を使おうと……。


 勝つのは、お前だヽヽヽ


 俺は軽く木刀を握る。

 その時だった。

 ふと俺はこの決闘を見届ける国王と視線が合う。

 やや目を細め、猜疑心を漲らせていた。

 明らかに俺を疑っているような目をしている。


「(おっと……)」


 もしかしたら、俺が本気でないことを国王にバレているのかもしれない。

 今でも現役バリバリ。

 遠方の戦場であっても赴く君主である。

 俺が手を抜こうとしているのを直感で見抜いたとしても、不思議ではない。


 仕方ない……。


 少し本気を出すか。


 俺はデロフから距離を取る。

 その間に現れたのは、近衛長だった。

 この決闘を差配するための即席の審判である。


「では、お互い構え!!」


 近衛長の声が響き渡る。

 デロフは構えた。

 その口元に笑みが浮かぶ。


 そして、俺もまた構えを取った。


 ふわり……。


 渦巻いたのは、魔力、戦意、そして殺意混じりの闘気だった。


 可視できるほどの気が、俺を中心に炎のように立ち上る。

 瞬間、場内がざわついた。

 視線とご婦人のスカートを揺れる。


 ふう……。


 まあ、こんなところか。

 これぐらいやる気を見せれば、国王も納得するだろう。


「さあ、来い! デロフ兄さん!!」



 ばたん……!!



 その瞬間、デロフがひっくり返った。


 え?

 は?

 一体、何が起こった?


 転生特典を持つ俺でも理解できなかった。


 いきなりデロフがひっくり返ったのだ。

 前のめりに……。

 しかも、全く立つ気配がない。

 総合格闘技に電撃参戦した元横綱みたいに、赤いマットではなく絨毯に沈んでいた。


 典医たちが慌てて駆け寄る。

 顔を向かせると、泡を吹き、白目を剥いて、明らかに気絶した様子だった。

 腕を×の字にして、典医たちはドクターストップを告げる。


「おい……」

「今のを見たか」

「あ、ああ……。ライハルト様の闘気を浴びただけで」

「デロフ様を倒してしまったぞ」

「すごい……」

「さすがはライハルト様だ!」


 観衆たちは思い思いに囁く。


 やがて勝利者を示すために、近衛長が進み出た。

 いまだ訳がわかっていない俺の腕を持ち上げる。



「勝者! ライハルト・ヴィクトール・ドラガルド!!」



 え? なんだ、これ……。

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