17. 言葉は涙みたいな優しさでへの応援コメント
「今年の夏は何処かに行きたいな」
このセリフが、エリカの心の成長の兆しが確かに見えるとろですね。
現実社会では、こんなキーになるセリフさえ見逃されて、当人がなけなしの勇気で発した小さなシグナルさえ見逃されてしまいがちです。
そうした事が重なる度に、当人の中で「小さな絶望」も積み重なるのでしょう。
エリカ達のそんな心の揺らぎや成長を垣間見る、とても良いエピソードだったと思います。
作者からの返信
ありがとうございます。
絶望というのは、言い換えると「希望を求めてしまう反動」みたいなものです。
「本当は希望なんてないと分かっているけれど、それを信じて続けていないと生きていけない」、それがエリカの示した「旅」の意味なのです。
是非、続きもお読み下さい。
8. こころのへの応援コメント
弱々しく、守ってあげなきゃと思える存在に見えるエリカだけど、他人からのそんな想いさえ「いらぬおせっかい」と感じてしまう感じですかね。
他人に親切にしてほしいけど、親切なされてもお返しが出来ない自分を思うと、親切にしてもらうのが怖くなる。
自分の事を分かってほしいけど、「分かったフリ」はされたくないし、間違った理解もされたくない。
だけど性根が純粋で優しいが故にそんなパラドックスを抱えてしまう。
何だか、今のエリカがそんな状態に陥っている様に思えますね。
これからどう接していくのか、追わせて頂きます。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
エリカの繊細で複雑な心情を理解していただけて、とても嬉しいです。
彼女は、誰かの支えが必要なのは間違いないですが、実は自分自身を強く持ち、他人からの過剰な親切を快く受け入れられないという思春期特有の葛藤を抱えています。
さらに、エリカは内向型気質(興味や関心が自分の内面に向き、他者との接触を好まない性格)なので、すぐに自分のことを考えてしまい、他者と比べて劣等感で潰れそうになる、そういった部分を慎重かつ丁寧に描き切りました。
そんなエリカの孤独を、リラはどのように紐解いていくか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。引き続き、二人の物語を見守ってください。
6. 出来損ないの赤色たちへの応援コメント
「東京」というだけで特別視されるこの感じ・・・
分かります・・・
テレビの影響なんでしょうねぇ・・・
一体、何が特別に見えるんだか・・・
ちょっとエリカに同情してしまいます(笑)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
私の経験上、田舎の地方というのはどうしても言葉では表現しきれない閉塞感があって、そこに住んでるティーンエイジャー達は、皆「東京」に対してキラキラした憧れを抱いていました。
だけど、エリカにとって「東京」というのは鬱々とした街で、むしろ北海道の港町というのが開放的だと感じる。こういった生まれ育った土地や生活のずれからくる「ないものねだり」的な情景を会話で再現してみました。
この作品は百合作品であると同時に、エリカが様々な人物との出会いを通して自分を見つめ直していく群像劇であると自負しております。
物語が進むにつれて、「想うということ」の意味が分かると思います。
あまり強制するのも酷な話ですが、9〜10話は是非読了していただきたいです。「生きづらさ」や「不器用さ」を一度でも感じたことのある方であれば、少しは共感していただけると思います。
それでは
3. ハイリー・センシティブ・パーソンへの応援コメント
企画に参加させて頂いたのでこちらの作品を拝読させて頂いておりましたが、まさかの「HSP」という言葉に驚きました。
私も「HSPかも知れない」みたいな事を「自称精神科医」に言われた事が過去にあったのですが、「なるほど」と思って色々無頓着な自分を創り上げていくうちに、社会に適合できる程度には「無神経」になれました(笑)
脱サラして自営業を始めたのも改善に役立ったのかも知れませんが、人間関係をバッサリ切り捨てる事で楽になった気がします(笑)
おかげで、35歳より前の知人の連絡先さえ知らない今の私ですが、再構築した人間関係で、それなりに楽しめているので、これはこれで良かったです。
エリカはまだ高校生なので、どのように乗り越えていくのか、これからも見守りたいと思います。
20. 青藍色の旅人への応援コメント
おねえちゃんとエリカ回きたあああ!!! やっぱりこの二人の話甘くて大好きだ、そして白菊ちゃん......
ちゃんと前に進んだエリカ!!!!感動しました!けど危ない!
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
次は、エリカ達が旅に出る夏の章と、美雪の過去を探る秋の章の同時進行で制作します。
秋の章とは反対に、夏の章は甘々多めのストーリーになります。
是非読んでいただけると嬉しいです!