応援コメント

17. 言葉は涙みたいな優しさで」への応援コメント

  • 「今年の夏は何処かに行きたいな」

    このセリフが、エリカの心の成長の兆しが確かに見えるとろですね。

    現実社会では、こんなキーになるセリフさえ見逃されて、当人がなけなしの勇気で発した小さなシグナルさえ見逃されてしまいがちです。

    そうした事が重なる度に、当人の中で「小さな絶望」も積み重なるのでしょう。

    エリカ達のそんな心の揺らぎや成長を垣間見る、とても良いエピソードだったと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    絶望というのは、言い換えると「希望を求めてしまう反動」みたいなものです。

    「本当は希望なんてないと分かっているけれど、それを信じて続けていないと生きていけない」、それがエリカの示した「旅」の意味なのです。

    是非、続きもお読み下さい。

    編集済