パチリスかわいい

@agehanp

パチリスかわいい

 僕はなんとなく、いつもの町外れにある草むらをぶらついていた。


「あ パチリスだ。」


その愛くるしい容姿で人気のあるポケモンが目の前にとびだしてきた。


まだ子供なのだろう、若干身体が小さい。


 運良く持ち合わせのクイックボール1個で捕獲に成功した。

速攻で家に帰り、ボールからパチリスを出してやる。


 2ℓペットボトルくらいの大きさ、目がくりくりしたかわいらしいポケモンがボールから飛び出した。

「ぱちぃ!ぱぁちぃぃッ!」

すりすりとボクの足に頬擦りをしてくる、なかなか人懐っこいじゃないか。


 さあどうしようかな?


ボクは両手にゴム手袋を装着して、パチリスを優しく抱き抱えた。


 パチリスも無邪気に笑っている。心のそこから嬉しそうに見える。

そんな顔をしないでおくれ。ボクの心も、どんどんうれしくなってきてしまうよ。


 もう我慢できない....。


 いったんパチリスを床に降ろし、左手でその肩を抑える。

左手の親指と人差し指でパチリスの小さな口をこじ開け、右手を無理矢理捩じ込んだ。

暴れる身体を、左手でしっかりと抑える。パチリスの首あたり、人体でいう鎖骨にあたる部分まで右手を進行させる。あったかあったか。


噛まれないよう、パチリスの歯が当たる部分にはゴム手袋の下に予め小さい鉄板を挟んである。


もう右手のゴム手袋はパチリスの涎でびちゃびちゃになっている。

抵抗が弱まっていき、パチリスは白眼を剥き始めた。

こんな簡単に死なれても困るので渋々口から右手をぬいた。


 パチリスは嘔吐をしながら涙を流している。

湯気をあげる薄黄色い液体と一緒に、消化しかけの木の実が産み落とされた。


あぁ かわいそうなパチリス かわいい。


劣情を抑えきれない僕は、衝動的に、


苦悶の表情で呼吸を整えているパチリスの顔を、


その吐瀉物の水たまりに叩きつけた。



「むぅガアアああああぁ!!パぁっちぃパぁあぁ!!」


手足をバタつかせ、今度は放電を始めた。


御主人様に向かって攻撃かよ。


無意識に手に力が入る。

めり めり 小さくのめり込むような、柔らかい物が潰れるような音がする。

パチリスの鳴き声も聴こえなくなった。


とりあえずパチリスの顔を持ち上げ 適当に転がす。

唇が切れて、口元に血が滲んでいる。鼻血も出ているみたいだ。


柔らか艶々な毛並みのかわいらしいポケモンが、

ものの数分でぐちゃぐちゃの薄汚れた顔になっちゃったね。


僕がちょっと手を下す。

それだけでこの小さくか弱く、そして愛くるしいこの生命を好き放題に汚すことが出来るのだ。


 段々と僕の下半身が熱くなってきた。


 ぐったりしたパチリスを仰向けにし、ペンチで歯を一本ずつ抜いていく。

丁寧に、丁寧に。


一本抜くごとに耳を劈くような金切り声をあげるが、その度に腹部を殴りつけた。


奥歯を除いて全部抜き終わる頃には、もはや暴れる気力もなくなっていたみたいだ。


 せいぜい14~5発殴っただけでもう瀕死かよ。

その脆さに苛立ちながら、小さく切ったちからのねっこを口にぶち込む。


みるみるうちにパチリスの血色が良くなっていく。


 なんだか変な気分になった僕は、

ズボンとパンツを脱ぎ捨てて下半身のアレにパチリスの顔を押し付けた。

パチリスの身体を大根をおろすみたいに、滅茶苦茶に押し付けて動かした。


たまに小さくパチリスの涙交じりの息遣いが聞こえてくる。


絶頂を迎えそうになった僕はパチリスの口の中に大きくなったそれを喉元までねじ込み、一気に果てた。



一段落ついて落ち着き、冷静になった僕はパチリスのしっぽを掴み振り回した。

部屋中に色々なモノがまじった液体が飛散する。


壁に向かってパチリスを勢いよくぶん投げ、そのままインフロントキックを決める。


 尻に包丁を突き立てて胸あたりまで切り開く。

上手く捌けた。

パチリスのすべてが見える。


 またも高揚感が僕の身体を支配する。

僕は、パチリスの弱々しく鼓動を刻むその内臓を舌で舐め回す。

パチリスの身体の中は暖かくて、少し血の味がした。

 そのまま、文字通り胸に顔をうずめた。

さっきパチリスにしたみたいに、今度は自分の顔をぎゅうっと押し付けてみた。


 パチリスが血を吐いた 赤い花火みたいだった。


しっぽを切り落としてみる。

「いいいいぃぃぃぃばぁいいいいいいぃぃぃぃぃiiいぃiiiiぃiii...........」


お別れの時が近いみたいだ。


 パチリスの手足をガムテープで床にしっかりと固定。

包丁をパチリスの胃らしい部分に突き刺す。


さっきよりは小さく、でも大きな赤い花火があがる。


僕の全力を包丁に込める。


深呼吸をした。


ウぅおおおおおおおおおおおおおおお雄々おオオオオオオオオッ!!



大量の納豆をかき混ぜるみたいに、包丁でパチリスの身体中を、内臓を、掻き回す。


ぷち ぷち とたまに繊維が切れるような音がする。


最後にありったけの血を噴き出した後、苦痛と恐怖の入り交じった表情を顔に貼りつかせたままで、 パチリスはその命を終わらせた。


 楽しかったよ、パチリス。



マーマレード状になるまで掻き混ぜたパチリスの身体を、指で掬いとって嘗めてみる。

 血の味と一緒に、ほのかな苦みを感じた。




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