でかけたり、校正作業したり(令和四年七月三〇日)

 しんどさ一ねむさ三、万歩計三〇六七

 一時前に寝た。五時におきた。隣のコンビニでグリーンスムージー(完全メシ)、飲むヨーグルトを買ってきて朝飯にした。朝の薬も忘れず飲んだ。

 六時になった。マグロナちゃんのモンハン配信を少しみて、あおぎり高校の動画を見てから仮眠した。

 九時に起きて、着替えて草径庵へ出かけた。途中でコンビニへ寄り、ご進物のクッキー詰め合わせを買った。お茶菓子にするつもりだ。

 一〇時すぎに草径庵に到着した。進物のクッキーを庵主へ渡した。アイスコーヒーを注文して早速ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」続きを読みはじめた。

 ジャンがドイツからフランスへ逃亡する所まで読み終わった。そしたら唐突に作者(予)と登場人物(ジャン・クリストフ)の対話シーンが挿入されていたのだ。驚きである。たとえばこんな感じだ、以下に引用する。

『     著者とその影との対話


予 まさしく乗るかるかの仕事だね、クリストフ。お前はおれを全世界と喧嘩けんかさせるつもりだったのか。

クリストフ まあ驚いた様子をするな。最初からお前は、どこへ俺が連れてゆくかを知ってたはずだ。』

 おったまげた。ノーベル文学賞受賞作のジャン・クリストフ(文庫で全四巻)でも「作者とキャラの会話」が行われていたとは!俺が知ってる作者と登場人物の会話がある作品というと、神坂一「スレイヤーズ」(一九九〇年、三二年前ってマジか)があるが……まあびっくりした!

 衝撃はすごかった。適切な語句が見つからない。WEB日記や中高生の創作にある、「作者とキャラの会話」を、ぷぷぷ厨二病乙。とか笑ってる場合じゃない。なにせノーベル文学賞受賞作(くりかえすのは重要だからだ)で既に行われていたのだ。

 原文は一九〇四年から一九一二年にかけて連載されたらしいので、一一八年前だってさ。はえーすごい。そのショックのデカさを庵主さんへ話した。庵主さん曰く、そのような作品の見方をできるのは色々読んでる田上さんならではではないか?と言われたが、多分誰かが既に指摘してると思うんだよなあ。

 ジャン・クリストフは一旦読み終わり、幸田露伴「怪談集」ちくま文庫を読みはじめた。多分前に読んだ短編も入ってるなあという気持ちで二編を読んでから、会計を済ませた。

 露伴のはタイトルを失念したが、拾った釣り竿の話、学生が絵を観る話を読んだ。どれも短くオチが勉強になった。こうやって書くのかと。真似はできそうにないけれど。

 最寄りのバス停近くに、蕎麦屋があったのだが、居抜きでレストランが新装開店していた。ちょっと入るのを躊躇するような店構えなのだが、なぜか言語で説明が難しい。無理やり言語化すると「日本語が怪しそうに見える飲食店」なのだ。外国人が店主の飲食店は、タイ料理やインドネパール料理店(カレー屋が多い)ならまだしも、怪しげな日本語店はそれだけで地雷臭がしていたのであった。

 だがしかし、地図アプリで検索したら好評なようなのと、メニューにガパオライスがあったので突撃する事にした。ちなみにランチタイムが一四時までなので、ラストオーダーに間に合うのか慌てながら行ってみた。

 ラストオーダーには間に合った。入ってみると狭いが居心地の良さそうな飲食店だった。外観からはその良さは想像できなかった。

 ガパオライスはまあ及第点だった。パクチーが入ってなかった。というのもタイ料理の店ではなく、ハワイアンフードの店のようで、ハワイ式ガパオライスのようだった。ナンプラーではなく、少量のカレー粉で味付けされた鶏そぼろ風だったし。マズくはなかった、美味だった。スープもサラダもなしのストロングスタイルにも好感が持てた。次はロコモコ丼でも注文しようかと思った。昼の薬も飲んだ。

 サクッと食事を済ませ、支払いをして、バスと徒歩で帰宅した。部屋はサウナだった。

 一五時になるまで涼んでいた。一五時になってから、社築のプロセカ配信の冒頭を見て「番外 遊びの果てに」の細かい修正をして更新した。

「地獄になってただろうな、なんて事も感じていた。」を、

「地獄になっていただろうな、なんて事も感じていた。」に修正するような事をした。

https://kakuyomu.jp/works/16816452218926753690/episodes/16816927862765369911

 自分史の校正の続きをはじめた。まずはインタビュー記事を非公開にして、日記に移動する事からはじめた。編集は後日だ。インタビュー相手の山下嬢にその旨をDMした。

 一六時になった。ライター志望のTさんに音楽系ライターのスクールについて調べものをしてURLをラインしていた。

 雑に調べた結果、音楽ニュースサイトでは後進育成の事業を行っている所もあるようだ。しかし俺の一押しである、元ミュージックマシーン(今の音楽ナタリー)ではライター募集はおろか、ライター育成の手引書は刊行したものの、育成はやってないようだ。というのを知ることができた。

 そして、今ならランサーズやココナラといったクラウドソーシングに登録、とかそういうのが道筋なのだろうか?うーむ。

 または、音楽系ブログを持つという地味なポートフォリオ作業も必要かも知れない。Tさんはnoteを持ってるらしいが雑文書きなようで音楽に特化している訳ではなさそうだ。若いので今後に期待しよう。

 一六時半になった。自分史の校正にとりかかった。「エピソード一〇 三十代頭から」の続きだ。休憩をはさみつつ「エピソード一一 四十歳から今の生活に入る、のだが」が終わったのは一九時をすぎていた。三時間くらい作業してたのか。まだ終わりが見えないが、夕食にした。

 隣のコンビニへ行き、グリーンスムージー(完全メシ)と睡眠の質を改善するカルピスを買ってきて飲み、夕食にした。夜の薬も飲んだ。

 二〇時少し前から月ノ美兎の案件配信(グーグルプレイのゲームの日)をBGMに今日の日記を書きはじめたが、途中で山下嬢からインタビューの修正点の提案がDMで送られてきたので急遽インタビューを修正した。

 WEB版と紙版はこうしてどんどん離れて行くのだろうなと、PC作業で失敗しないようにバージョン管理をどうするか真剣に悩みつつ作業していた。

 二一時になった。日記書きは再開している。結構な分量になった。こんなに詳細に日記を書く必要があるのだろうか?とも思うが、自分史の校正で作家先生の指示に従いながら思うように書けないのを、この日記は〇を一にするのでまだ気が楽なのだ。筆が進むすすむ。

 明日も自分史の校正のつづきをしようと思う。月曜日はKクリニックへの通院日だ。来週は職場見学など予定満載だ。燃え尽きない程度にがんばろう。

 ほなまたね、ごきげんよう。

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