前のエピソード――（本編閲覧後推奨）月刊悪レベ通信２０２１年１２月号『無明の破片の詳細設定』

お久しぶりの悪レベ通信です。悪レベ通信に関しては、本編閲覧後推奨と書いているにも関わらず、ここから読んでしまう人が現れるな

ど、問題が多発しているため、もう書かないことに決めていたのですが、今回はどうしても書かなければならない事が出てきたので、筆

をとらせていただくことにしました。

結論から言うと、物語の主人公の一人、リョウマ・サイタニの過去についてです。

この件は近況ノートでもスピンオフを用意すると明言しており、現在執筆中です。

では何故リョウマ・サイタニの過去を掘り下げる必要があるのか？　別にリョウマを私がえこひいきしているとか、彼女を人気キャラにしたいとか、そういう邪な理由ではありません。この物語の全ての登場人物には、過去がありますが、特にその中でもリョウマの過去は非常に奥が深く、謎に満ちすぎているからです。

以下、リョウマの謎

①リョウマはどこでアイテムが無限増殖するカバンを手に入れたのか？

②リョウマはどのようにして坂本龍馬と出会い、そして何故坂本龍馬はリョウマことスセリビメの守護霊になったのか？

③リョウマとゼントはいつどのように出会ったのか？　何故ゼントはリョウマの用心棒になったのか？

④流浪とは一体何者なのか？　何故リョウマ達を助けたのか？

⑤リョウマはどのようにして短期間でパパイヤンという巨大な街を作ったのか？

⑥ミヨシに救われたが、過去にリョウマの命を狙った刺客とは、一体何者なのか？　今のリョウマが命を狙われる理由はないはずだか？

単純に書き出しただけでも、これだけの謎がリョウマにはあります。勿論、その全ての謎に対して明確な答えが用意されており、作者である私の頭の中にはしっかりあります。

リョウマのスピンオフを書こうと決めた一番の理由は、リョウマの過去が、今後の悪役令嬢だけがレベルアップできるＲＰＧと絡んでくるからです。当初はその度にリョウマの回想を入れて凌ごうかとも思ったのですが、特に必要性のない回想を盛り込んで物語を作っていくと、テンポが絶望的に悪くなり、ストーリー全体に疾走感がなくなってしまうため、ここは別の作品として、きっちり書くことに決めました。

リョウマのスピンオフでは、上記の謎に関するうち、④、⑥以外は明確に答えを出します。④は本編でがっつリ明らかになる予定なので、スピンオフでは多少触れるぐらいで、深くは語られません。⑥に関しては、詳しくは言えませんが、本編と密接に絡むため、ネタバレを避けるため、少しぼかさせて頂く予定です。過去にリョウマを襲った者達の正体も、④に関しても、物語的には第２部。もう少し先に進んでから明らかになる予定です。

こんなことを書くと、もしかしてリョウマって、やっぱり坂本龍馬と同じように暗殺されちゃう運命にあるの？　と不安に思ってしまう読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、それは今後の物語を読んで頂ければ明らかになるとだけ申し上げておきます。

以上、終わり！！　駄文失礼しました。リョウマの過去を知りたいという方は、ぜひスピンオフを読んでください。

ではでは！