(本編閲覧後推奨)月刊悪レベ通信2021年12月号『無明の破片の詳細設定』
2021年度最後の悪レベ通信、大とりを飾るのは、これまでの作中でもっとも物議をかもしたリョウマの秘密アイテム、無明の破片に関する設定です。本当は物語の今後の流れに関わる話なので、あまり公開したくは無かったのですが、お年玉ということで、出血大サービスで公開致します。
【入手経緯を簡単に】
物語が始まる半年ほど前、リョウマとゼントの二人はガレリア王国領にある洞窟や遺跡等を根こそぎ探索していました。そしてその内の一箇所、ガレリア王国の北西、海の近くにあった洞窟の最深部で、二人は綺麗に光る鉱石を見つけます。リョウマはピッケルを使い鉱石を削り、一部を磨き上げたところ、透明な石が出てきたのです。
その後ゼントが洞窟の最深部に空洞を見つけます。二人は意を決して中に入ると、そこには大量の宝箱がありました。中に入っていたのが無明の破片、レア度E~SSの代物でした。
リョウマは鑑定し、これが魔法を込める不思議な石であることを知ります。そしてリョウマは、その名もない洞窟を無明の洞窟と勝手に名づけ、手に入れた破片をカバンにしまい込んだのでした。
【レア度毎に封印出来る魔法】
無明の破片Eランク:魔力は込められるが、魔法は封印できない。ただし魔力を封印しておく事で、魔力を回復する非常手段となる。
無明の破片Dランク:補助的な土魔法の初歩のみを封印出来るが、威力は落ちる。使用時の魔力消費の燃費がいい。
無明の破片Cランク:風属性、火属性の中級魔法までを封印出来るが、燃費がやや悪い。
無明の破片Bランク:水属性、いわゆる回復魔法の初級のみを封印出来る。魔力消費の燃費がいい。
無明の破片Aランク:基本属性の中級魔法までを完璧に封印出来るが、魔力消費の燃費はやや悪い。
無明の破片Sランク:基本属性から上級属性までの中級魔法を封印可能。燃費が良い。
無明の破片SSランク:基本属性の最上位、及び上級属性魔法の最上位、特殊魔法の一部、神魔法の滅びゆく
無明の破片SSSランク:この世界に存在する全ての魔法を封印出来る究極の破片。しかし、周囲で使用された魔法を勝手に吸いとってしまう厄介な効果がある取り扱い注意な一品。吸収する範囲は直径3メートルほどなので、多少距離が離れていれば問題ない。魔法を封印せずに一定期間放置しておくと、今度は勝手にマナを吸収し始め、最終的にマナストーンへと進化する。
ということで、全国10人ぐらいの無明の破片ファンの方々、これが無明の破片の公式設定です。
果たしてこの後、スセリビメことリョウマ・サイタニは最高ランク、SSSの無明の破片を手に入れることが出来るんでしょうか? それは本編でのお楽しみという事で、今回は以上となります。
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