きみの物語になりたい
増田朋美
きみの物語になりたい
きみの物語になりたい
春が間近のその日、製鉄所ではいつも通り利用者さんたちが勉強したり、仕事したりして過ごしていた。その日も、杉ちゃんが来訪していて、水穂さんの世話をしていた。
杉ちゃんが、水穂さんの体をいつも通りに清拭して、手早く着替えの着物を着せたりしていると、ガラガラと戸が開いて、誰かが来たことが分かった。
「こんにちは。」
杉ちゃんたちが、誰が来たのかなと思って、顔を見合わせていると、はいってきたのは、製鉄所の管理を任されているジョチさんであった。
「大分、暖かくなりましたね。」
ジョチさんは、水穂さんの隣に座った。
水穂さんは、布団の上に座っていた。布団の近くにはフェレットの正輔君が水穂さんに体を撫でてもらっている。一方、同じくフェレットの輝彦君の方は、一生懸命、お皿に乗ったフェレットフードをたべていた。
「今日は座っているとは珍しいですね。」
と、ジョチさんが水穂さんに言うと、水穂さんは、ええとだけ答えた。
「まあな。春になって、過ごしやすくなってきたと思うから、かなり楽になってくると思うよ。」
「そうですね。」
杉ちゃんがそういうと、水穂さんは、小さく頷いた。隣で正輔君がちーちーと鳴きながら、水穂さんの体にすり寄ってくる。水穂さんは、正輔君の体を撫でてやった。
「それにしてもこの二匹、フェレットというのですか?しぐさとか動きとか、ちょこまかしてかわいいですね。」
ジョチさんは苦笑いしながら言った。
「まあそれにしても、輝彦君はよく食べますね。」
水穂さんは、まな板の上に乗って、ご飯をたべている輝彦君を見た。
「よいじゃないですか。よく食べるのは元気な証拠ですよ。僕のうちの店に来るお客さんも、食べてくれるのは、元気が良いからだと実感しています。この頃は、人間元気が一番だなと強く思うようになりました。そうなると、僕も年ですかね。」
ジョチさんはちょっと恥ずかしそうに言った。
「まあそんなことは良いとして、水穂さん具合はいかがですか?布団に座っているとなると、大分具合がよさそうに見えるけど。」
「まあ、少し良くなったと言えばよいかな。最近はほんのちょっとだけど、食事もしてくれるしね。暖かくなってきてるから、ゆっくりできるみたいだよ。其れはこっちも助かっているんだけどね。」
水穂さんの代わりに杉ちゃんが答えた。その間にも正輔君は、水穂さんの回りをちょこちょこと歩いている。
「其れならよかったですね。それにしても、このフェレット君たちは、本当に元気ですね。一匹は前足が一本無くて、もう一匹は、自力で移動できなくて、まな板に乗って移動するというのに、食欲だけは旺盛だ。ほんと、可愛いというか、人間も見習わなくちゃだめだと思いますよ。」
ジョチさんはちょっとため息をついた。
「本当だ、本当だ。僕らも積極的に学ばなきゃいけないな。この子たちを通して、僕たちも癒されているのかもね。」
杉ちゃんはカラカラと笑った。水穂さんもせき込むことなく、布団に座っている。
「水穂さん今日はせき込みませんね。。」
ジョチさんはちょっと、嬉しそうにいった。
「この二匹のおかげです。」
水穂さんは、二匹のフェレットを目で示した。
「この二匹がかわいらしいから、つい撫でてしまって、そういうわけで起きていられるんだと思います。」
「そうですか。つまり、コンパニオンアニマルみたいなものでしょうかね。ああ、旅館のコンパニオンさんというわけではないですよ。病院などでたまに行われているんですけれども、患者さんが犬や猫と触れ合って、病気を回復させるというか、意欲的になってもらうという目的で、病院のスタッフが動物を連れてくることが在るんです。フェレットもそれと同じなのではないでしょうか。」
ジョチさんが解説すると杉ちゃんが、
「人間にも動物にもいいってことじゃないの。こいつらも、訳ありの動物なんだし、コンプレックスのようなものを抱えているだろうから、人間に撫でてもらって、自信を取り戻すというか。」
と言ったので、みんなにこやかに笑った。
「杉ちゃん、動物と言っても、こいつらというのはやめましょうね。其れよりも、水穂さんも、少し動けるようになったら、一寸外の空気を吸って来たらどうでしょうか。水穂さんもなかなか外へ出ることもなかったでしょうに。もうだいぶ暖かくなりましたから、外へ出てもいいのではないですか?」
と、ジョチさんが思いついたように言った。
「ああ、そうだね。それは大歓迎だ。ぜひ、外へ行ってうまい空気を吸ってこよう。よし、思いついたら即実行だ。それでは、介護タクシーとって、行ってくるか。」
杉ちゃんという人は、思いついたら即実行する性格だ。どんな人が止めても、実行させてしまうのが杉ちゃんである。
「ああ、いいんじゃないですか?あいにく今日は、僕も用事があって、出かけなければならないのですが、介護タクシーの予約ならしておきますよ。多分、岳南タクシーに頼めばやってくれると思います。富士市内でも、観光名所は色いろありますからね。水穂さんの体の事を考えると、長距離ではいけないでしょうから、富士市内でどこか観光名所に行ってきてみたらどうですか?」
と、ジョチさんもそういうことを言った。
「じゃあ、よろしく頼むよ。よし、布団にずっといるのではなくて、たまにはお外を歩こうな。こういう時は、いつものバラ公園ではなく、一寸違うところに行くのがいいだろうね。何か面白い場所はない?」
杉ちゃんが急いでそういうと、
「ええ、そうですね、今日の夕方、岳南鉄道で夕富士撮影会があるようですよ。それに乗ってみてはいかがですか。吉原駅までは、介護タクシーでお送りしますから。」
ジョチさんがタブレットで調べて、岳南鉄道のウェブサイトを見ながら言った。
「それでは、そうしよう。じゃあ、直ぐ頼むぜ。吉原駅は、近いからね。」
と、杉ちゃんが言ったので、ジョチさんは、岳南タクシーに電話して、介護タクシーに、一台来てもらうように言った。それによると、介護タクシーは、吉原駅でお客を降車させ、岳南江尾駅へ先回りし、岳南江尾駅でまたタクシーに乗車して帰ってくるというプランを用意していた。全く最近のタクシーは、イベントに合わせてなんでもするんですねと言いながら、ジョチさんは、それを申し込んだ。幸い、介護タクシーは予約する人が少ないのですぐに予約が取れた。
「じゃあ、三時に迎えに来るそうです。四時半の吉原駅発、五時ちょうどに岳南江尾駅に到着する電車に乗って、富士山をたのしんでください。岳南江尾駅に着いたら、タクシーが待機していますから、それに乗って、ここへ帰ってくる。其れでよろしいかと。」
時計を見ると、ちょうど二時だった。じゃあ、直ぐに着替えていこうと言って、杉ちゃんは急いで水穂さんの寝間着を脱がせてやり、外出用の着物に着替えるように言った。水穂さんは、きちんと、袴をはいて、しっかり正装した。
「じゃあ、三時に迎えが来ると思いますから、しっかり行ってきてくださいね。」
と、ジョチさんに言われて、杉ちゃんも水穂さんも、ありがとうと言った。二匹のフェレットたちは、お留守番させることにした。
やがて、柱時計が三時を打つと、車が走ってくる音がして、
「こんにちは。岳南タクシーです。」
と、介護タクシーがやってきたのが分かった。じゃあ行ってこよう、と杉ちゃんも水穂さんも、運転手に手伝ってもらいながらタクシーに乗った。じゃあ行きましょうか、と言われて介護タクシーが動き出したのを、ジョチさんは、一寸ため息をついて見送った。もしかしたら、水穂さんが出かけるのはこれが最後になるかもしれないと思った。
「今日は、おだやかに晴れていい天気ですね。これでは、富士山もいい写真が撮れますよ。」
運転手は、にこやかな顔をして、そういうことを言っている。
「まあそうだねえ。ほんと、暖かくて過ごしやすい季節がいつまでも続いてくれればいいと思うんだけどねえ。」
と、杉ちゃんはそう運転手に返した。
「お二人とも、着物を着ていらっしゃるから、一寸変わった人たちだなあと思いました。まさか撮影会に参加するなんて、びっくりしましたよ。」
運転手は、冗談で言ったようであったが、
「いやあ、昔のやつは、着物で写真を撮っていたやつはいっぱいいたさ。其れは、珍しいことじゃない。大したことないよ。」
と、杉ちゃんに言われて、そうだねえしか言えなくなってしまったようだ。
「大した事ないですか。」
運転手はそれだけ言っている。
「まあいい、とりあえず、吉原駅で下ろしてくれればそれでいいや。そうしたら、岳南江尾駅で先回りしていてくれ。」
杉ちゃんに言われて運転手は、はいわかりましたと言った。数十分走って、タクシーは吉原駅についた。運転手に手伝ってもらって、杉ちゃんたちは、岳南鉄道のホームへ到着する。
「あら、水穂さんじゃないですか。」
岳南鉄道で切符を売っていた由紀子は、水穂さんと杉ちゃんがいきなり吉原駅にやってきたのは、びっくりしてしまった。
「えーと、どちらまでお乗りになりますか?」
と、由紀子は聞く。岳南鉄道は、自動切符販売機がないので、いちいち駅員に聞いて、駅員から切符を買う必要があった。
「はい、岳南江尾駅まで御願いします。」
水穂さんがそういうと、由紀子は急いで岳南江尾行きと書かれた切符を水穂さんに渡した。
「じゃあ、二人分片道でこれでお願いします。」
千円を渡されて、由紀子は急いでお釣りを渡す。何だか、水穂さんに渡した切符が、自分の告白のような気持だった。
「それでは、気を付けて行ってきてください。」
「ありがとう。」
水穂さんが足を引きずり引きずり、ひどくやつれた痛々しい風情で、ホームに向っていくのは、なんとなく由紀子はつらかった。何だか水穂さんは、遠くの二度と帰ってこられないのではないかと思われる気がした。
杉ちゃんと水穂さんは、ホームに立って、電車が来るのを待った。と言っても、岳南鉄道は早くて三十本に一本、平均的に言ったら、一時間に一本しかないので、ある程度は、電車を待たなければならない。その日は、撮影会があるというのは、乗客たちに知れ渡っているらしく、乗客は男性ばかりで、大型のカメラを持ち歩いていた。中には、すでに吉原駅を撮影している人もいる。
「あの、一寸よろしいでしょうか。」
杉ちゃんたちは、そう声をかけられた。
「あの、厚かましいお願いで申し訳ないんですが、一寸写真を撮りたいので、モデルになっていただけないでしょうか?」
振り向くと、ひとりの若い女性が、カメラをもって立っている。彼女はいちおうイベントに参加するということを意識しているのか、スラックスに、緑色のセーターを着て、おしゃれな格好をしている。何だか、首からぶら下がっているカメラが何とも武骨な感じを与えるような感じだった。
「はあ。鉄子さんか?モデルなんて、どういうことなんだかな。なんで僕みたいな鼻のつぶれた男をモデルにしようと思ったの?」
杉ちゃんが聞くと、
「はい、着物を着ているので、富士山を写すのにぴったりだと思ったんです。ほら、いま時、着物を着ている人なんて見たことないから。」
と、彼女はそういうことを言った。
「ああそうなのね。じゃあ、一枚だけ協力してあげる。こんな変な顔した男を撮るのは一枚だけにしてくれよ。」
杉ちゃんが言うと、
「じゃあ、この駅の表示版の前で撮りますから、お願いできますか?」
と、いわれたので、杉ちゃんはその通りにした。
「ありがとうございます。協力してくださりありがとうございました。着物の人と写真撮影できたなんてとてもうれしいです。」
と、カメラのレンズを拭きながら、彼女は杉ちゃんたちに礼を言った。
「いやあ、いいってことよ。だけどさ、着物を着ているからと言って、まさか写真に出演することを求められるとは思わなかった。いやあ、面白いことが在るもんだ。良かったな。」
と、杉ちゃんはカラカラと笑った。すると、切符売り場のほうから、ひとりの中年からやや高齢の女性が現れた。多分、先ほどモデルを依頼してきた女性とよく似た面持ちがあるから、親子だと思われる。
「ああ、お前さんは、この人のお母さんか。」
と、杉ちゃんが言うと、
「あの、娘が何か失礼なことをしませんでしたでしょうか?」
とお母さんと思われる女性が、杉ちゃんに急いでそういってくる。
「失礼って、ただここで写真を撮りたいのでモデルになってくれと言われたので、その通りここで撮らせてもらいました。」
と、杉ちゃんが言うと、
「ああそうですか。其れは、申し訳ありません。うちの子が、ご迷惑をおかけしてしまいまして。」
とお母さんはそういうことを言う。
「いやあ、御迷惑なんて、気にしていませんよ。僕たちは、ただ彼女が、写真を撮りたいから、其れで協力しただけの事。何も思いませんよ。」
と、杉ちゃんが言うと、
「いえ、申し訳ありませんでした。うちの子は、失礼なことを平気で言ったり、そうやってまったく知らない人に対しても、平気でなんでも頼んでしまうのです。失礼いたしました。」
と、お母さんはそういって、カメラを持った娘さんに謝るように促した。
「ああ、謝んなくたっていいよ。彼女が写真を撮りたくなった気持ちを大切にしてやった方が良いよ。僕たちは出演したと言っても、それ以上はしたわけじゃないし、何も気にしていません。其れでいいじゃないか。」
杉ちゃんは、はあという顔をしていった。
「そういうことじゃありません。うちの子はいくら注意しても直らないのです。ですから、こういう風に家族がご迷惑をかけたこと謝らせないと。」
というお母さんに、
「ちょっと待ってください。僕たちはただ、彼女が写真を撮りたいからと言って、それに協力しただけの事です。そういうことは、電車マニアというか鉄道好きな人なら、写真に出演してくれというのは時々やりますよ。」
と、水穂さんが優しくそういうと、
「いいえ、うちの子は、好奇心が発生してしまうと、我慢できないということが在りますから、それはいけないことだと徹底して教えていかなければならないんです。」
と、いうお母さんだった。
「何か、理由があるんだな。まるで、こういう症状にはこういう薬を飲ませるとかいう病人みたいだな。理由が何なのか言ってみな。」
杉ちゃんがそういうと、お母さんはちょっと恥ずかしそうな顔をした。
「なんで言わないんだよ。あれだけ謝っておいて、僕たちの質問には答えないのはずるいぜ。世のなかすべて、ギブアンドテイクだ。そういうわけで、ちゃんと僕たちの質問に答えてくれないかな。」
「杉ちゃん、誰にでも言えない事情ってものがあるでしょう。其れはやめておいた方が。」
水穂さんが優しくそういうことを言うが、
「いやだめだ。片っ方に謝らせておきながら、自分は何も言わないで、黙っているというのはいけないぞ。やっぱり同じことをやってもらわないとね。」
と、杉ちゃんは急いで言った。
「ちなみに、僕は歩けないが、僕が歩けないからと言って、答えを言わないというのはなしだよ。其れは、しっかり考えてもらわないとね。娘さんの事情だって、僕が歩けないのと同じなんじゃないの?」
「そうですね。じゃあ言いますが、誰にも言わないでください。一寸、この子、心に問題があるというか、今はやりのテレビなんかで特集されている、発達障害の疑いがあるとかで、いま、病院で検査してもらっているんです。」
お母さんは、とても申し訳なさそうに言った。水穂さんは、女性をそっと眺めていた。彼女は、恥ずかしいというか、悲しいと言うか、申し訳ないというか、母親には敵わないというか、でもちょっと母親が嫌だという顔もしている。そういう複雑な気持ちを読み取るのはなかなか難しく、専門家出なければわからないだろう。水穂さんは、彼女に、
「お母さんとあなたは違っていいんですよ。其れは誰でも違うという事は、当たり前の事ですから。」
と、小さな声で言っているが、
「いいえ、この子は、私の助けがないと何もできない子なんです。この子は、いま申しました通り、知らない人でもなれなれしく写真を撮ってとか、そういうことを言うので、そのようなことはしないようにと教えていかないと。」
と、お母さんは、そういうのである。
「でも、いずれは、彼女だけで生きていくことだってあり得ると思います。だから、彼女の事を否定ばかりしてはいけないと思います。確かに、好奇心が旺盛すぎるということは直さなければいけないかもしれないけれど、それには謝罪というやり方ではなくて、ほかの方法を試した方が、良いと。」
水穂さんは、お母さんにそういうことを言った。切符売り場でその一部始終を眺めていた由紀子は、水穂さんが倒れてしまうのではないかと心配でしょうがなかった。もうあと五分くらいすれば、電車がやってくる時刻なのに、由紀子は、アナウンスするのも忘れていた。
「でも、謝罪だけでもしなければならないと思いますが。こういう障害の子なんですから。」
「いや、世の中には謝罪とかそういう事で解決しないことはいくらでもある。其れは教えるというより、勘で学ばなきゃいけない。其れだって教えていかなきゃいけないんだよ。もし、其れで通用してしまうようなことを誤って習得したら、彼女は、いっそう引きこもりとかそうなっちまうぞ。」
お母さんがそういうと、杉ちゃんはそういって、それを否定した。
「なんでも白黒で解決するもんじゃないよ。グレーとか、クリームとか、そういうことの方がよほど多い。そっちを教えていかなきゃな。」
彼女はわけがわからなくなって、泣き出してしまっている。水穂さんがそっと、彼女に手ぬぐいを手渡した。水穂さんでなければできないことかもしれなかった。そういう特殊な環境のせいで差別されたことのある、水穂さんでなければ。
「でも、この涙も、きっと新しいことを覚えるための道具になると思うよ。頑張ってね。」
杉ちゃんはカラカラと笑った。ほかの乗客たちが、もうそろそろ電車が来るなという声を立て始める。
由紀子はハラハラしながらそれを眺めていたが、もう間もなく電車がやって来る時間だったのに気が付き、急いでホームに出た。
「まもなく、各駅停車、岳南江尾行きが到着いたします。危ないですから黄色い線の後ろまでお下がりください、、、。」
今日も、いろんな人の物語を背負って、電車は走っていくのだろう。
きみの物語になりたい 増田朋美 @masubuchi4996
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