夜の水族館で

樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須

夜の水族館で

「ここの水族館、何度も来た事あったけど夜入れるなんて知らなかったなー

…え?今日は私達だけの貸し切りなの?ありがとう!


(感動してる)うわぁー😮ねーねー、こっちのクラゲ、照明でとっても幻想的だよー (うっとりした感じで)キレイ✨


んっ?なんかカチャカチャ音しない?

(ペンギンの大行進が来る)えっ?ペンギン?うわっ何?何?いっぱい来たよー こんな近くでペンギン見たの初めてーカワイイー😍


あれ?最後のペンギンの足に何か付いてる。なんだろう。

…えっ?私の名前書いてある。…取って、良いの?…うん、それじゃあ。


〈中に入っていた手紙を取り出して読む〉

【〇〇(読み手様の名前)へ ペンギン好きな〇〇に楽しんでもらいたくて、この水族館で何度もデートしたね。この水族館だからこそ言いたかった事がある。この手紙の他に入れてた物があるんだ。】


えっと手紙以外に何かあるのね?〈ガサゴソ探す〉あっ、あった。…えっ?開けて良いの?…うん、分かった」


その中には【結婚して下さい】の文字と【指輪】が入っていた。


もちろん私の答えは決まっていた。

「こちらこそよろしくお願いします」

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