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2021年7月21日 15:35
戸松秋茄子さま、はじめまして。「どんでん返しの里」へのご寄稿、ありがとうございました。本格的な力作ミステリーを楽しませて頂きました。予想していたほど重苦しい、あるいは凄惨なイヤミスにはならず、むしろ、悲しみの中にも、祈りに似たヒューマンな独白が、物を書く我々全員に向けられた作者からの応援メッセージのように暖かく響いてきました。冒頭のエピグラフや0章も気が利いていて、ちょっとお洒落です。とりわけ第5章ラストの一文、「何より、どのみち、わたしは遠からず死ぬということだ。」が衝撃的でした。ただ、読者の予想を真逆にひっくり返す本来の意味でのどんでん返しでなかった点だけが残念です。
2021年4月17日 23:26
なるほどー。いや、これは身につまされるお話ですね。カクヨムで書き手やってる人にはすべからく思い当たる節があるのではなかろうか、と。私と彼女の二人だけしか出てこない話の中で戸松さんらしい二重三重のひねりが効いたお話でした。最後が彼女に対する応援になっているのもまたグッときます。お見事でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。書いてみたら応援になりましたね。最初はもっと救いがない結末になる予定だったんですが。
戸松秋茄子さま、はじめまして。「どんでん返しの里」へのご寄稿、ありがとうございました。本格的な力作ミステリーを楽しませて頂きました。予想していたほど重苦しい、あるいは凄惨なイヤミスにはならず、むしろ、悲しみの中にも、祈りに似たヒューマンな独白が、物を書く我々全員に向けられた作者からの応援メッセージのように暖かく響いてきました。冒頭のエピグラフや0章も気が利いていて、ちょっとお洒落です。とりわけ第5章ラストの一文、「何より、どのみち、わたしは遠からず死ぬということだ。」が衝撃的でした。
ただ、読者の予想を真逆にひっくり返す本来の意味でのどんでん返しでなかった点だけが残念です。