第5話
「ハハハ!ついに発見したぞ!」
暗い部屋の中パソコンち向き合う20歳程度の男だ。
すると男は、何やら引き出しから紙の地図を探し始めた。
「さぁ、どこだ?どこにあるんだ?」
3段の引き出しを全て開け、大きい地図を手に取った。
そして、「中石」と書かれた家にピンポイントを立て、
中石の他9人のピンを立てた。
彼は無脳力者ではない。
脳力者だ。
技術が科学者に見つかってから1週間が経った。
もちろん、今までと同じように学校生活を過ごした。
バレない為にね。
山沢と一緒に俺の家に歩いていく。
「なんか最近暇。面白い出来事ないなぁ〜」
(山沢も、脳力を隠すのに限界になってきたみたいだ。
このままでは、ストレスが溜まってしまう。俺もだけど。)
ゆっくり話しながら家に着いた。
「なぁ山沢。今日も運動しよう。誰もいなかったら脳力使っていいよ」
「しゃぁ!やってやんよ!」
今日は脳力の制御の練習だ。
ずっと使っていなかったら、なんか寂しいし。
俺は適当に水のレーザーを出した。そして、それを山沢が肉体強化で避ける。
これで、どんどん難しくしていく。
5発打った時、変な声が聞こえた。
「おい。お前の脳力と、山沢の脳力。少し見させてくれ。
俺はDNAの人間じゃねぇ。お前達の味方だ。
信じるなら、今日22時にハミリーマートへ来い。
以上だ。」
DNAの人間じゃない?。ならどこからその情報を得たんだ?
とりあえず会ってみるか。
そして、山沢に全て話した。
深夜22時。
俺と山沢は、ハミリーマートに来た。
すると、隅に白衣を着た若者が立っていた。
「あ、あの。さっき言った方ですか?」
「ああ。では少し見させてもらおう」
(早速すぎるだろ!やべえ見られるって)
「でも、ここだと見られてしまいますよ。」
「安心しろ。仮想空間で見るから誰にも見られないぞ。」
(仮想空間?生み出す脳力を持っているのか?)
すると、視界が急に暗くなって、2秒後に、変な場所にワープしていた。
カードゲームのアニメでありそうな場所だ。
「では適当にやってみろ。」
(何を出そう。とりあえず火だ。)
そう思って少し強めの火を出した。
「ボワァ」
「君は40%だ。使用率は
じゃあ、山沢くんもやってもらおう。」
すると、黄色の日が山沢を包んだ。
「君は30%だ。2人ともだいぶ高いな
私は15%でテレパシーなどの近未来な事ができるのだが、知識は沢山あるぞ」
そして、新しい仲間が増えた。色んな事を調べてくれる心強い仲間が。
脳力の魔法陣 @Shizuku503
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。脳力の魔法陣の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます