私の家族を待っている お題:裏切りの動揺 制限時間:15分
私には友がいる。
いや友ではなく家族だ。
そう言っても差し支えない関係だ。
もう長いこと共に暮している。
苦しい時も嬉しい時もいつも側にいてくれた存在。
私はとても幸運だ。
そんな存在と巡り合えたのだから。
そんな存在がいたからこそ私は毎日を生きることができた。
しかしそんな存在が裏切った。
ずっと一緒いてくれると思っていたのにいなくなってしまった。
この裏切りに私は動揺を隠すことは出来なかった。
周りかは様子が変わってしまったことについて尋ねてくる人もいた。
でも答えを出すことは出来なかった。
なんて説明すればいいのかわからない。
私が何か良くないことをしてしまったのだろう。
きっとそうだ。そうでなければ私の側を離れるとは思えない。
私は待ち続ける。そして探し続ける。
いつかまたあの声を聞くまでは。
そうあのニャーンと聞こえる声を聞くまでは、
私はいつまで待ちながら、探し続けるだろう。
私の家族よ。
早く帰ってきて。
私は貴方がいないとなり立たないのだから。
これはいつまで家族の帰りをまつお話。
初心者の即興小説アラカルト ~初心者が即興で小説書くとこんなことになる一つの例~ 蛍氷 真響 @SINNKYOU
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