第4話 初戦敗退
中学に入えってからのおいらは不良少年の階段を一気に駆け上がっていったと思いねえ。
何故だかコイツが結構女の子にモテる始末。
ましてや恋多き思春期と重なりまして、大胆なお嬢様方がおいらの扉ぁ~ノックする。ノックされりゃあ扉ぁ~開けて「まあどうぞどうぞ」ってな具合になりますぁ~な。
中学校の同級生で小学校は別だったんだが、隣町に住むお嬢さんもその一人。
夏頃のある夜更けにお家抜け出しておいらの家に遊び来やがった。勿論両親は旅行、姉貴はディスコで朝まで居ねえ。兄貴は友達の家で徹マン。強敵は4階で寝ている婆さん!したっけ朝までは起きてきやせん。
彼女の名前はさなえ。背丈なんざあおいらよりも大きかったにちげえねえ。さなえは早熟な身体つきしやがって対戦相手にゃあ持って来いの女の子。奔放な明るいお嬢さんで好奇心旺盛、度胸満点とくりゃあ間違い御座いやせん。
放課後、教室のカーテンに包まりながらのキッス、集合住宅の裏手階段でもキッス。たまに制服の上から乳揉む程度の間柄。
「今度の土曜日の夜中、家に誰も居ねえから来るか?」ちょいとドキドキしながら聞いてみると、二つ返事で来るって言うじゃあ御座いやせんか。
さなえの両親は早寝で十時半くれえにゃあ寝るそうで、そんじゃあ十一時前後で様子みながらって約束をして、コンドームも二日前の夜には三筋の薬局前の自販機で購入しての
「万端準備相整いまして」後は野となれ山となれってなもんで。
当日、二階のリビングに布団引いて待っていやがる中一のおいら。今日で童貞よさらば!なんてスローガンぶち上げまして。
そろそろ十一時、おいらは玄関まで下りて行き、軒先でさなえを待っていたと思いねえ。
下に降りて十分くれえでさなえの野郎が小走りでやって来やした。そぉーと家の中に入れて二階のリビングへと。『誰もいないの?』ちょいとおっかなビックリしながらさなえが尋ねてきた。
「四階に婆さんが居るけど朝まで降りてこねえよ」落ち着かせる為、優しい声で答えるビンビン中一のおいら。
今に思えば恐ろしいませガキで御座いやす。
「コーラ飲む?」
『うん』
「大丈夫だった?」
『全然平気!』スゲエ度胸だなあと独りごち。
ソフアの前に布団を敷いてあるが、ソフアを背もたれに布団の上に座ってテレビを見ていたと思いねえ。
テレビなんか見ているようで全く見ていやしねえ。さなえの肩に腕回すってえと微笑ながらこっちを見やがる。自然と唇をあわせ、ゆっくりと舌を絡ませながらさなえの胸をTシャツの上から優しく触りゃあ、、、、、、、『うっ』
その手を内股に、、、、、、 やわらけえ~
さなえを布団へ寝かせ熱いキッス。Tシャツをたくし上げりゃあ、、、、、、、白のブラジャーがお目見えになってらあ。谷間に可愛らしいリボンの付いた真っ白のブラジャー。頬ズリするように愛撫すりゃあ、なんとも言えねえ独特の隠微な香り。血液が顔と股間に集中していきやがる。顔は紅潮し股間ははち切れんばかりに。そのままの勢いでスカートに手え入れて、さなえのパンティを弄りゃあ、、、、、
心の臓が口から出そうで御座いやす。
デニムの硬い感触が気になりやがる。スカートを脱がしておいらもTシャツにパンツ姿。
Tシャツも脱いでパンツ一枚。さなえのTシャツも脱がして下着同士の中一男女。
そっとさなえの上に覆いかぶさってみるってえと、肌の温もり柔らかさでおかしくなりそう。尽かさず息子をさなえの太ももに擦りつけみる。さなえのブラジャーのホックを外してみるってえと、まだ大人になっていねえが張りのある胸、ピンクで柔らけえ乳房。
思わず乳房に喰らいつっくてえ有様よ。
あっあっ 小さな喘ぎをなさってらあ。内股を優しく触りながら、さなえの白いパンティへ、横に地柄のへえった小さなリボンの付いたパンティ。指先に全神経を集中させてゆっくりと触りながらの口づけ。間髪入れずにさなえの手え取っておいらのパンツの中へと。
ぎこちねえ手つきでおいらの息子を握ってくれるじゃあ御座いやせんか。
『こんなに硬くなるんだぁ』聞こえねえくれあの声で呟きやがった、、、、、、、
全身の毛穴っちゅう毛穴が全開し身体が蒸気しやがる。おいらも負けじとさなえのパンティに手お入れ茂みを感じ、ちょいとどんな塩梅かなぁ~と覗き込んだ。
可愛らしいお毛毛さんは左右から中心で重なり合い、まるでリーゼントのバックスタイル
「ダックテール」じゃあ御座いやせんか。
ゆっくりと茂みから指先を下の方へ伸ばしてみる。 さなえは小刻みに震えていやがる。
すぅーと左手中指を筋目に沿って走らせる。「あれれ 口がつむってるじゃあねえか」
そぉーとこじ開けてみるってえとジュワッとぬるっとしたものが、、、、、、、指先をちこっと入れ込むと。
『あっ あっ』さなえは両手で顔を覆ってやがる。おいらは乳房を夢中で吸いながら指先を少っし中へ。『あっ 痛いっ』
パッと顔を上げてざなえを見るってえと。
『だ 大丈夫』指はそのまま動かさず唇合わせて激しいキッス。さぁ~コレからでえと独りごちって再スタート。
乳房吸いのパンティに手えかけ下ろしかけた時だった。
『すぅっすぅすぅ』小っちゃく鼻啜る音が、
さなえの奴ぁ~ボロボロと涙流してやがる。
おいらが顔近づけると、小っせえ声で『大丈夫だから』って言いやがる。泣きながら、、、、、、
“タイマン”ガキの時分から喧嘩は泣きゃあ終ぇ~よ。ましてやおなごの涙にゃあこの頃からめっほう弱ぇ~ときてやがる。考えてもみりゃあ四、五ヶ月前までランドセル背負ってなすったぁ~生娘じゃあ無理もねえ。
おいらはパンティを上げてそっとさなえを抱きしめて唇合わせた。さなえは震えながらおいらの胸にギュと顔を埋めてきやがった。
小さな震えた声で『ごめんね。怖くて、』
『大丈夫だよ。おいらが急ぎ過ぎたから、』
おいらの胸の中で首を何度も横に振ってたっけなあ、また今度があらあなって独りごち
“今度とお化けは出た試しが御座いやせん”
さなえとはその後何事も無く、なしんこって事で終えになりやした。
無理してやらあ中一の夏に童貞よさらば!なんて事もありやしたが、女の涙にゃあ弱え~性分。涙の意味すら分からねえ中一のガキ。
この経験が今後大きくおいらを成長させやがった。涙にゃあ色々あるって事を。
まあしていい涙としちゃいけねえ涙!
それともう一個!こいつは大事な事。
女性は生もの、生鮮食品と同じでその時やっつけねえと痛んでもう食えねえって事だ。
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