第6話 秀吉

-1577年に転送完了致しました-

あー、またこの感覚だ。まだ慣れない。目が覚めると、そこは俺以外誰もいなかった。あれ?時計のリミットが六時間になってる?あの後、ワープする直前に、白石が駄々捏ねたから昼食を取ったら、二時間も減っていたんだ。でもこれは、大変なことが減ったならラッキーだったな。Xもこれを許したってことは案外寛容な人なのか…?

1577年から6年ってことは1582年までってことか。俺学校で地理取ってるから日本史わかんねー。でも、1582年ってたしか本能寺の変だよな…ってことは織田信長の世界を生きるってことか!

「秀吉様!起きてください!今日は安土城に家臣全員集合の日でございます!」

ん?秀吉?あの人、俺にたちは向かって言ってるよな。

え?

もしかして俺この世界で秀吉なの?

「お、おう。すぐ準備する。」

てか、他のみんなは?俺みたいにみんな誰かになってるんだろうか?とりあえず、安土城に行くしかないな。




「おい、秀吉はまだか!!!」

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39人のクラスメイト 赤坂ペンギン @_re_n_1024

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