ロゼッタが特務局に所属するまでには、こんなエピソードがあったのですね( ^ω^ )
ペストを未然に防ぐにはお父さんのバティスタ様な政治を動かす者、薬剤師、製薬をする人、生活を支える事務系の人々、様々な人がいなければ駆除出来なかったでしょう。
それを教えてくれたモルガナへの感謝の気持ちがアルティスタへの転身を後押ししてくれたのですね^ ^
最後の笑ってロゼッタの行動を許してくれたバティスタが、父親の顔になっているところが目に浮かびました^ ^
面白かったです♪
作者からの返信
読み進めていただき、また丁寧な御感想をいただいて、ありがとうございます!
現代でも階層構造や役割/立場に起因する差そのものは悪でなく、組織として有効に機能するか、そのために必要か否か、が重要だと思うのです。
(`・ω・´)✨
機会均等は理想ですが、最近は親ガチャなんて言葉もありますしねえ……。
モルガナとバティスタ、どちらも完璧ではありませんが、ロゼッタにとって大人の姿勢を示してくれた「親」です。
家出のシーンは、親子、そして社会人同士として認め合った感じですね。
(*´Д`*)
黒死病の防止…。
この世界でこれを成し遂げるのは凄いですね。
そもそもペニシリンの発見は、偶然がいくつも重なった
もので、ひとつの奇跡とも呼べるものです。
日本では、古くからカビのついた泥を面疔に塗って
直すという治療法があったとか。
天然のアオカビを使った抗生物質治療で、
徳川家康も悪性の炎症を伴った重度の腫物を
これで治した記録があります。
作者からの返信
感染者の隔離(ほぼ全滅)+感染源の鼠(とノミ)を魔法で皆殺し、の力技なので、治療なんかはまだ先ですね。
時代的なイメージが19世紀末〜20世紀初頭なので、北里博士が1894年に香港でやったことと、おおむね同じです。
ロゼッタが回復したのは、ジャズアルドが体内環境と免疫機能を保全/補強したから。
この辺の説明は蛇足な気がしたので、ばっさりカットしました。
日本の伝統療法もすごいですね!
家康は毒殺を警戒して、傷薬なんかも自前で用意したと読んだことがありますが、独学で抗生物質治療にまで(仕組みの理解はともかく)到達していたとは……!
ジャズアルドは、モルガナさんの形見でもあるのですね。
そして、自分の非力さに嘆いたあと、ちゃんと学校へ行って、親子で向き合って家を堂々と出て行ったロゼッタ……。
お父さんも、誇らしく見送ったでしょう。
ところで、ロゼッタとお父さん以外の家族は居なかったのですか?
作者からの返信
ロゼッタとお父さん、責任を理解し合った大人同士という感じで、最後の家出シーンは自然にまとまってくれました。
そうは言っても後継ぎ不在じゃ、お父さん不憫だなあ、と思って年齢の離れたお兄さんとか従兄弟とか設定だけはしたのですが、エピソードにからめる余裕がなくて未登場でした。
多分、ドイツとかイギリスで研究職に就いていて、そのうち帰ってきて一悶着、みたいな✨