10.はげんで下さいね
「お願いね、ジャズアルド」
「
ロゼッタが、ふわりと飛び降りる。
ジャズアルドの黒衣の
「あららー? あららららーっ?」
「でかいのを丸焼きするには、少し力が
「わかった! あ……けど、でかいまま丸焼きにしちゃって、中の人、大丈夫なの?」
「
本気なのか冗談なのか、ロゼッタが笑う。
そして目を閉じると、
「さて。
「もちろんさ!」
グリゼルダがリヴィオの背中に寄り
向き合った
『もるぅああぉおおおあああああッ』
「……少し、知能が高いみたいですね。ああいうのを優先して叩きましょうか」
「だから、そんな個性、
げんなりして、それでもリヴィオは、まずは手近な
ロゼッタから離れすぎないように移動して、また戻る。
炎の
「ここから、ですね」
「ああ! 同じ
予想外のことは、起こり得る。ロゼッタが言っていた。
その時に状況を、流れを、どれだけ
冷静に、正確に。
「あはははははっ! すごい! すごいよ、がんばってる! さすが、あたしのお友達と、お友達のお友達!」
一呼吸遅れて、リヴィオたちとロゼッタの
「
ジャズアルドの黒衣のあちこちに、切り裂かれたような傷があった。
「あれ? ジャズアルドさん、
「ロゼッタから独立して戦うために、準備していた
「私との愛の営みを、他の人に見せつけられますよ。はげんで下さいね」
「そ、そそ、そういうの、今はいいからっ!」
「あんたたち……
リヴィオとグリゼルダを
ほぼほぼ
「そっちは
ロゼッタの挑発に、
「親切にありがとう! そこまで言われたらちょっと恥ずかしいけど、それはそれで気持ちいいから、がんばるねっ!」
「おもしろい、こともない世をおもしろく! 世界の海にお邪魔する、あなたの
はち切れそうな乳房と尻を、
光沢のある、これも
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます