今だから許されるペースで物語を生むんだ

結論から言うと、8日15:00〆切の公募は間に合わなかった。


粘り粘って書き上げた冒頭。そしてその続きが途中まで。……面白そう!と思っていたのに急に嫌になってしまって。


駄作だ!こんなの応募できない!そんな気持ちが高まり、もういいや!と、吹っ切ってしまった。


今となれば駄作と決めつけず書き上げて出せば良かったと後悔(またかい)……。


応募してみなくては何も始まらないし、駄作が送られてくるのは編集部の方も恐らく想定済みだろう。わたしにとっては駄作でも、読み手によっては違うかもしれなかったし。


でも今回、すでに書くモチベーションが保てそうになかった。書き上げるにも気力が保たないとずっと不安で仕方なかった。それがかえって苦しくて……。


ならば、最初から送る予定ではなかったのだし、また次に応募することを自分と約束して今回は見送ろうと決めた。


そしたら恐ろしく気持ちが楽になって。今は日常に勤しんでいるところです。


ちょうどインプットが足りていないなあと感じていた。アイデアの傾向が似通っていて、面白みがない気がしていて。

アウトプットも上手にできていないからいっぱいいっぱいな気もしていたので、ここはひとつ、予定していた公募に全部出せなくても、インプット優先に過ごし、作品の中で上手くアウトプットできるようにしてみようかなと。


プロになりたいけれど、今はプロじゃないから。だから今この自由のきくうちは色々なペースで色々な題材を使って好きに書きたい。


そのためにはまず、やはり自分のことをきちんと誤差なく表現できるようにならないといけないかなあ。






私生活の話をすると、トライアル期間が無事終わり、猫のハルが正式に我が家の家族となりました。もうすっかりリラックスしたお顔を見せてくれるように。


部屋でこつこつ物語を書いていても、よく遊びに来てくれます。懐こいとは思っていたけれど、だんだんその勢いが増していきます。


堂々とプロットが書かれたノートの上に箱座りするハルは、もうかわいい。執筆全然進まないけどかわいいです本当に。


今朝は2階にあえて置きっぱなしにしている大きな紙袋に入ったままに歩き回ってて笑わせてもらって。どうも着地がうまくないハルは、よくわたしをヒヤヒヤさせますがこの前は見事ムササビのように宙を舞って着地。それがもう、なんか猫らしくなくてまた笑って。


ハルが来て、犬のリアも少しずつ振る舞いに珍しさが溢れてきて、わたしは2匹を見守るのがとても楽しく幸せです。


息子も、人間の兄弟は増えないけれど動物たちがいることでだいぶお兄ちゃん気分。面倒見が良くて、リアは前からだけれどハルも少しずつ警戒を解いていっています。


大変なこともあるけれど、それをも覆す日常の柔らかい変化。こういった心の余裕は、常に持っていたいと思う。


いつも言ってますね。余裕を持っていたい。この台詞。

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