小瓶につめていつか海に流したいことばたち
夫と久しぶりに衝突したので、朝から疲労感たっぷり。いつもならすぐに切り替えられるのに、今日は気持ちがついてきません。おかしいなあ、ホルモンバランスは安定し始めているはずなのに。ママ友とプレ更年期の話をしたけれど、まさかわたしもそれなのか……?それとも前厄か……?(しつこい)
前回に引き続き、弱音がとまらない。
……いや、今回は愚痴かもしれない。
誤解を恐れずに胸の内を吐き出すと、子どもがいなかった時の方が夫婦仲が上手くいっていた気がしてしまう。息子がいることで見えてくるはずの夫の父親の面があまりにも(わたしが思っていたよりも)少なすぎて……。いや、勝手に空想を膨らませ過ぎたわたしもいけないんですけれど。
わたしの周りには夫婦仲が危ういひとが多く、そんな話を聞いているうちは恵まれているのだとずっと思うようにしていました。皆それぞれ、いろいろあるから……。我が家は平和だし和やかだって思う。夫はとにかくわたしに優しい。堅実的だしギャンブルはしない。外では多くの人が「いいご主人」と言ってくれる。わたしだってそう思う。思うからこそ、何か不満があっても飲み込んできたし許してきた。
けれど目に余るものがあるときはさすがにわたしも言う。けれど夫は穏便に伝えた直して欲しいことを、すぐ忘れる。すぐ実行してくれない。わたしが笑っていれば、「許してくれるんだ」とまた言う前に戻ってしまう。
大きな息子なのだ……本当に。息子すら、父親と思っていないと思う。マブダチ。そんな具合だろうと思う。いや、いいの。わたしに相談出来ない事を、いつか息子がマブダチの夫になら言える。そんな時が来るかもしれないから。
でも、パートナーであるはずのひとにそういった相談も出来なければ、目に余るものを直してもらうこともできない。協力も仰げない、というのは正直つらい。
期待しない、諦めることを覚えたはずのわたしでも、やはり育児の上での不安や問題が続いたり、〆切まで余裕のない執筆の焦りだとか、そこからくるものなのか……原因の分からない体調の崩れだとかが重なって心に余裕がなくなると、やはりヘルプを出したくなってしまう。
こういうとき実の両親すら頼れないのでもう自分たちで解決するしかない。なんともこのコロナウイルスの見えない脅威のこともあって、なかなか頼るのも壁が分厚く感じるようになってしまったし。
あー。こういうとき、本当にひとりぼっちだな。
そう感じてしまう。……ひとりぼっちじゃないのに、ひとりでなんとかしないといけないのはなんでなんだろう。
友人に相談することもあったけれど、結局愚痴になってしまう。口を開くと感情が先行して、どうしても悪く言ってしまう自分が嫌になる。……そう言いながら、結局口じゃなく文章にしても愚痴になってしまっているのだから、もう何も言えないのだけれど……。
いつか愛した人と家族になってその人との子を授かり、一緒に平等に自由と責任を持って育て歩んでいくはずの人生なのに、どうしてもわたしの横に夫は並んで歩いてはくれない。いつも、後ろから見守るかたちだ。ずっとずっと、そうだ。わたしは隣をいっしょに歩いてほしいのに。
上げ膳据え膳してくれとか、息子はわたしの言葉しか聞かないからとかそういうことじゃなくて……、一緒に悩んで、考えて、手を取り合ってやっていく姿勢になってほしい。だから、わたしと一緒に並んで歩んで欲しいのって、どう伝えたらわかってくれるのだろうか……。
小さい靄が積み重なって集まって、今は完全に霧の中で迷子です。
早く作品を書きたいのに、時間は今あるのに、心が動かなくてつらいです。これもそれも、前厄のせいだって誰か言ってくれないかな。それかプレ更年期ってことで片づけてしまいたいなあ。
夫へ。
多くの人が目にする場所に書いてごめんね。
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