人間の奥深しさといびつさの素晴らしさよ

息子の友だち親子が遊びに来る予定だったのだけれど、わたしの体調が思わしくないので日を改めてもらった。


悪いっていっても病気的なものではなく、生理前のアレである。


しんどいときはどうしてもしんどい。今回は腰痛がひどく、人に会いたくないときは本当に会いたくないのだけど、まさにそれが強かったのである……。



そんなわけで、のんびり掃除をしながら家の片付けをした。あまりながら行動は推奨されないけれど、テキパキ動けないものは仕方ないし、それにわたしはなるべくその几帳面がモロに出る行動をあえてしないようにしている。

几帳面の割に面倒くさがりだから、自分で自分の首を絞めちゃうんだもの……。


ほんと、わたしと言う人間の奥深さといびつさは素晴らしいと思う(こんなこと言ってるけど、全然自己肯定高くないです)。



それでも、家の掃除はだいぶ捗った。


押し入れの中がごった返していて、どこに何があるかわからないような状況だった。


「とりあえずそこにいてね!」


そう言って仮入居させてばかりいた物たちがわんさか。


物はわりと捨てられる性分だけれど、どうしても息子のものーーとくに、息子の成長過程で先生方やママ友が残してくれたものーーだけは手が止まってしまう。

わたしたち親子とのその時の出会い、向けられたの言葉(良いものも悪いものも含め)……。そう言ったものを形にしてもらったもの。バースデーカードや息子の衣服など。


そう言ったものは、どうしても捨てられずに仕舞い込んでしまう。


しかし収納にも限りがある。選別をして残していかねば、この先のそう言った物たちの居場所が作れないのだ。



これはいかん……と、重い腰を上げた今日、わりと良い感じに片付け、ひと段落ついたと思う。別の収納スペースの場所も少し片付いたし。

息子の物も、残しておきたい物もきちんと居場所を作ってあげられた。


それぞれに居場所を作ったことで物のある場所が明確になり、以前に比べて風通しが良くなった気がする。


部屋が片付くと気持ちもスッキリするとはよく聞くが、本当だなあと思う。

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