牛乳とお野菜の美味しいお店

八千代市のとあるイタリアン料理のお店に行った。


ことの運びは、わたしが近頃細々と続けている刺繍。この刺繍に使う刺繍シートが八千代の100円ショップには在庫があると聞いて遥々やってきたのだ。


iPhoneで、【八千代 ランチ おすすめ】で検索をするも出てくる出てくる色んなお店。もうあれこれ目移りしてしまって決められない。


チェーン店でないところにお邪魔できたらと思っていたけど、それでもチェーン店でないお店が多い。お手上げになったわたしは、八千代に住む友人におすすめを尋ねてみた。


友人はすぐにレスポンスしてくれ、いくつかお店のホームページを送ってくれた。主にイタリアンが多かった。果たして友人の趣向か、それとも単純に八千代にはイタリアンのお店が多いのか。


夫といたのだけれど、わたしが行き先を決めていいとのことなので送ってもらったホームページで気になるお店があったので、そこに行くことに決めた。


無事、刺繍シートを購入して10ぷんかからずでついたのは駅前の通り。

冷たいコンクリートの建物の並びに、木であしらわれた温かい佇まいのお店があった。お目当て、到着。


入店してアルコール消毒に体温測定。

通された店内は、やっぱり温かみで溢れていた。うねるように天井を支える梁は見事で、思わずじっと見入ってしまう。


シーリングファンがゆっくりとまわっていた。木の温かみを損なわないシックな深みあるブラウンカラーで、無機質な機械の冷たさを感じない不思議さ。


席に通してもらい、メニューの説明をしてくれる店員さんは、とても流暢にお話ししてくれた。なめらかな、でも決められた言葉の復唱は心地よくて、本当にわたしたちだけのために言葉を考えてくれたのでは、と勘違いしてしまう。


そうか、それなりに敷居の高いお店なのかもしれない。今さら気づく(お子様連れの入店はだめみたいだったし)。



ランチメニューは、


前菜2種、メイン料理、ドリンク、ドルチェのセット。この前菜だけで、目が幸せでした。


お行儀良く並ぶチーズをふんだんに使ったお料理たち。このお店はチーズが美味しいみたいで、至る料理にチーズが使われている。


わたし、ブルーチーズは苦手だったんだけど……ものすごく美味しくて思わず周りの視線、雰囲気そっちのけでパクパク食べてしまった。それほど、美味しかったんだもの……。夫に笑われた。


採れたて野菜のバーニャカウダは、彩りが豊か。紫白菜にわさび菜、カリフラワー。紫、緑、白という鮮やかな色が漆器にちょこんと並ぶ。


目ざとい私が早く口にしたかったのは、わさび菜。最近こういった辛味のある葉が大好きなのです。香菜が好き。

主張のある野菜、ダメだったのに最近は美味しくて仕方ない。


メイン料理のお出まし。

夫とシェアしようと、千葉県産真いわしと自家製カチョガヴァロのパスタ、千葉県産真イカと自家製モッツァレラのイカスミソースピザを注文した。


ピザは前菜のバーニャカウダをつけるとさらに美味しいとのことで、試してみたら本当に美味しい!ニンニクが、アンチョビが効いてる!


パスタは、いわしが美味しい!こんなにトマトソースと合うんだ、と感動。今度家でも作ってみようと思い立つ。いわし、使うなら缶詰めだけど。


いわしとトマトが合うなら、牡蠣とトマトも合うのかな。牡蠣の缶詰め、買ったけどまだ使ってない……。



ドリンクは、おすすめのホエードリンクを。チーズを作る際に不要物としてでるホエーを使って作ったお飲み物出そうです。季節ごとに違うみたいで、今日は青梅が入っていた。わたし的には大人の味。ちょびっとずつしか飲めなかった。日本酒と似た感じ。

でもこれまた不思議で、後半になって美味しくてお代わりしたくなってた。


ドルチェは焼きプリン。

こういったお店の焼きプリンってすごく気になる欲に勝てなかった。夫はアフォガードを注文してた。

甘すぎず、程よい硬さでびっくり。わたしの中で焼きプリンは、Ohatoの焼きプリンのイメージがダントツだったから。笑




窓から見た通りの景色。

絶え間なく人が忙しなく歩いていて、世の中にはこうして回っているんだよなってしみじみ思った。

わたしはと言えば、お料理が運ばれるまでのほんの隙間時間に小説を書いていた。パソコンで書けたら、もっと進んだけど仕方ない。


好きで書いているのに、意識が仕事みたいになっててよくないなーと思いつつも、こういう出先で思いもよらないアイデアが降って湧くことがあるから、やらない手はない。


夫はもう見慣れた様子で、ポケモンgo していたし。笑 



今度は、ここの牛乳を飲んでみたいな。

美味しいみたいです。


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