執筆することで日常を彩る

1日が過ぎるのが早すぎる。

時間の流れは変わらないはずなのに、体感にして年々早くなっていくように感じるのは年を重ねたからなのだろうか……。


子どもを送り出すのに朝起きて、夫のお弁当を作り朝食を用意する。

洗濯掃除を済ませてから愛犬を連れ出しおさんぽという名のウォーキング。この間、わたしの原稿執筆時間だ。スマホ片手にぱちぱちと。後ほどまとめてパソコンで構成を整える感じ。


スーパーの開店時刻になったら買い出しに行き、約束が入っていたらそちらに移動。


あっという間に息子の帰宅。

玄関先で帰りを待つ。その間、下校する子どもたちにお帰りの挨拶。けっこうみんな、わたしに声をかけてくれるので嬉しくて。

追い込まれている時は原稿書いたりもする。


息子が帰宅したら宿題を見てから習いごとの送迎。はたまた遊ぶ約束をしていたらご挨拶について行ったり招いたり。


街のチャイムがなったらお風呂を沸かしながら夕食の支度。そして息子とお風呂。


夕食を食べて、後片付けをして夫の食事の用意をしてから息子を寝かしつけて。このあと起きれたらいいんだけど、だいたい寝落ち。翌日おはようのルーティン。



細々とした何かしらのタスクがある。加えて今週からお仕事が始まったので、またスケジュールが変わってくる模様。


ここまで書き出してみて、とりあえず減点法の考え方をするわたしへひとこと。



「よくやってるじゃない!」



褒めて伸びる性格なのと、なにより自分くらい褒めてあげたいので全力でいきたい。

やあよく頑張ってるこはるちゃん!




そんな今日ちょっと思ったのが……、


日常って、淡々としているなあ。


ということ。


いやいや、淡々としていることが悪いわけじゃないの。心地いいよ。


同じことを繰り返して日々を進めていくことに安堵を覚えてきたわたし。そこを否定する気持ちは毛頭ない。


だけど、これでも今忙しないのに


物足りないなあ


と思ってしまったのは事実で。



その気持ちにどうやって折り合いをつけるのか、って少し考えたところで浮かんだ答え。それはもうわたしが知っていること。やっていること。


ぽんと手を打ち鳴らし、そのあと膝を叩く。



「物語に落とし込めばいいんじゃない!」




そのことに気がついたわたしの行動は早く、あれだけ原稿執筆の手が停滞していた日々が嘘のように、スラスラと進む進む書きかけの原稿。


ただ、予定していたプロットから大幅に変更点があって、ほぼプロット通りとはいかなくなっています。

なので、ちょこちょこプロットの書き換え。時には一度リセットして作り直したり。このとき原稿は同時進行で執筆。


過去のわたしにはないやり方ですが、今のところこれがしっくり来ている感じ。


作家の数だけやり方はあるよね。

いいんだよ。いいのいいの。




ただ、来年締め切り予定の公募に出す予定の長編小説は進んでいるけれど、今季の夏に締め切りの公募の原稿がまだ仕上がっていない。やばい……。


新作を考えたいのにストック切れで先に進めずしどろもどろ。そんな暇があるなら長編進めよう……と、そうやって後回しになっている。

がんばらねば……。



そうそう。

先月初めて公募ガイドのTO BE小説工房に作品を出せなかった。


余裕がなかったのもある。

気力がなかったのもある。


でも何よりの理由は……。

本当に何にもアイデアが浮かばなかった。


いやほんとに。

被るだろうなっていうものしか浮かばず、全然ひねれなくて。


公募ガイドを読み始めてずっと皆勤賞できたのに、すごい悔しかった。でも中途半端なものは書きたくないっていうわがまま。


そんな訳で、今月はこの悔しい気持ちがあるのでそれをバネにすぐ書く。つもり、なんて言いたくない。書くよ。


夏に向けて同時進行で短篇も書くから、息子が夏休みに入る前にはそれぞれ大まかなプロットは作り上げておきたい。



うっし、がんばる。






ペコメ、ペコスタなどなど

いつもありがとうございます!


最近短編小説もこちらのエッセイの更新頻度も落ちていて、読んでくださる方に心苦しくもあるのですが……とても励みになっています。


現在公募優先で執筆中なので、表立った更新予定の報告はできませんが、時々覗いてくださったら嬉しいです。


寝る前と早朝には、足跡の辿れる方のところにはお邪魔させていただいてますので、どうぞご容赦を。

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