大人になれないアラサー女子の作家生活

かたつむりになりそう

スターを投げてくださる方がたくさんいてくださって、もう感無量……。

いつもありがとうございます。

定期発言ですが、ペコメやペコスタを辿ってお邪魔させて頂いています。のでので、ぜひぜひヘンゼルとグレーテルのパンくずのように、何か残していってくださると大変喜びます……！

前回から間を置いて、だいぶ自分を保つのに殻にこもっていた節があります。そうすると、自分の気持ちも塞いでしまって、書くに書けなくなってしまう。

一度蓋を開けてしまったら、たくさんの感情がごった返して溢れてしまいそうで。

……いや。

そもそもそうならないように、こまめに感情のガス抜きもできるようにここがあるんだから、我慢しちゃいけないよなあ……。笑

少し頑なになってしまっていたという感じ。本当に。

この期間、原稿に行き詰まり。書かないといけないのになぜか新作を考えちゃったりして、執筆はのらりくらり、ふわふわとしていました。足のつかない子どもみたい。笑

パソコンに向き合って書くというまとまった時間の確保が難しいために、今ではスマホ入力がほとんど。果たして今、原稿用紙何枚分にまでなったのか……。

まあでも、本当にちょこちょこ進めています。締め切りを泣く泣く伸ばしたことで、まあ気が緩んでしまったのもある。あるけど、まだまだこの時期子どもの方にウェイトがかかっていて、思う存分書くことに専念できないというのもまた本音。うーん……作家さんはすごいよなあ。

今作の子が少々わたしとしては破天荒気味で、どうにも枠に収まらない感じの性格をしているのにも関わらず、書き進めると、彼はどうしてか枠にはまる収まりのいい子になってしまうのが悩みで。

それがなければ、執筆スピードはたぶん落ちなかったと思うんだよなあ。プロットの調整が不足だったかなあ。

収まりのいい子。

それは彼の両親から見て、ではなくて、わたしからみたもの。

要は、作者にとって都合の良い子になってしまっているのだ。

……これは本当、わたしがいけない。わたしがいけないのだけれどどうしたものか。

とりあえず筆を止めるわけにはいかないので、加筆修正しつつ先に進めてはいるんだけれど、もやもやする気持ちは大きくなるばかり。……いやでも、まずは書き上げないと。

だいぶアマチュア作家としても難航してます。

そんなわたし、近頃息抜きを見つけました。

それは……ママ友に勧められて出会った、刺繍である。

大掛かりなものじゃなくて、既製品にワンポイント、刺繍をする程度のかるいもの。

それでもこれがまた……楽しい。とてつもなく。

サテンステッチ、バックステッチ……etc。

幾つかある技法を習得しながら、手を動かしつつ学んでいくスタイル。

「えー、（この技法）もっと早く知ってれば」

なんて悪態をつきながらも、（笑）楽しくやっています。

鉛筆や筆を動かして、紙に絵を描くように針と糸を動かして、布に描く。これが同じようでいて、どことなく違う。

何が違うのだろう……。

うーん、強いて言えば、思ったようにいかないところ……？消しゴムで消せば一発のところが、修正するには糸を抜き去らないといけないところ……？

それから全体が完成したときに初めてわかる出来栄え。面白いくらい毎回違うのね、仕上がりが。

無心になって、一つ一つの糸を紡ぐこと。

これが思ったより楽しくて、心地よくて、気持ちがまるく落ち着ける。

その感覚が忘れられなくて、刺しては原稿。休憩がてら刺しては原稿……のように、もはやわたしの日常のサイクルになっている（そして、最近はそのウェイトも少し大きかった）。

完成したものは、額に入れて飾り。息子の給食袋にして。はたまたそれをプレゼントしたり、とさまざま。

お安い100円ショップの刺繍糸でも十分に楽しめるので、これはおすすめです。あとは針があればできるもの。本格的にやるなら別だけど、最初はそれで十分だと思う。

ただ、この息抜きも肩凝るんだよね〜（笑）

ストレッチ、筋トレお散歩。もうどれも健康のためには欠かせない（笑）

つくづく思うけど、わたし本当に動かなすぎだな。強制的に体動かす日とか作らないといけないかも。

自粛生活といえども、適度に運動は必要です。皆さん気をつけて！