大人になっている途中です
なにも予定のない休日が恋しい。
そしてその休日を獲得した今日……!
休日は夫がいないので、どうしても暇を持て余す近所の子供たちが、居場所と息子(と、たぶんわたし)を目当てにやってくる。
ひとりっ子の息子。思うところがあったので、遊び相手になってくれるのはありがたいので来るもの拒まずしてきたが、最近そろそろ……
完全オフ日が欲しい。(白目)
わたしはどちらかと言うと、子どものお友だちのが多い。そのママさんとももちろん親しい方だけれど、たぶん子どもたちとの距離の方が近い気がする。
わたしは表裏異なる表情を持つ大人がわりと最近まで……嫌悪していた。
なるべく。できるなら。関わりたくなかった。
そんな幼稚な子どもみたいなまま大きくなったちぐはぐのわたしは、正真正銘中身が同じくらいの子としか仲良くなれなかった。
だから大人と付き合うときには、仮面を被らなくてはいけなかった。そうすると、わたしが思う大人になっていた。そんな自分が苦しくて……大嫌いだった。
ずっとずっとそんな葛藤の中で、わたしは息子の親をしていました。
それでもやはり生きていく上でそんなこと言っていられないと、わたしの中で一筋の光がさして、そこに1本の木が育った。イメージの話ですはい。
たぶん、軸だよね。
その木(軸)がしっかりと根を張り立つようになってから、わたしはわたしなりの大人になれるようになりました。
譲れない。認めない。
そんな風に手放せなかったこだわりがなくなって、柔軟に事をみられるようになったのは本当によかった。
そうしたら、あれだけ辛かった、苦しかった日々の出来事が今では難なく過ごせているし、もっと言うなら楽しめているのです。
「若さゆえの葛藤を乗り越えたら、楽しいことばかりだから」
社会人のとき、職場の先輩がわたしにくれた言葉の意味が、今はよくわかる。
ずっと分からなくて、なんだよ!そんなの全然意味がわからないよ……なんて、口を曲げていたわたしに教えてあげたいくらい。
そんな訳で、わたしは大人と過ごすのも苦ではなくなり、ある程度『大人』にはなれたと思うのだけれど、まだ完全ではないのか….それともわたしの長所としていいのか……。
子どもと過ごす時間の方が楽しかったりする。
だからといって、子どもなら誰でもいいなんてことではないのがまあ難しい。笑
ここはやっぱりわたしもなかなかにひねくれもので、親しいママさんの子ども、に限る。
そして何人比べても、我が息子に敵う子はいない……!(親バカ)
話が逸れてしまったけれど、元々わたしはひとり遊び大好きな子どもだったし、お友だちと遊ぶのが嫌すぎて「どうやって(遊ぶ約束)断ろう……」とか考えるくらいの子だったから。なら遊ぶ約束するなってね……断れない性格なんですずっと。
まあ今現在も、ひとりゆっくり過ごしたいんです基本的にいつでも。笑
そして拒む勇気もなく、疲弊する日々。
子どものママさんは気にしなくていいよって言ってくれるので、大人のわたしとしては断ろうとすれば全然できる。
ただその弊害となっているのは、幼い頃のわたしの名残り。
断られたら傷つく子だったわたし。自分が断られたら悲しかったし辛かった。
だから、きっと子どもたちも受け入れてもらえなかったら悲しいのでは……辛いのでは?
そんな考えが、わたしにno!を言わせてくれないのです。
頭では分かってるんだけどね。ここまではよし、これ以降はだめ。そんなボーダーラインを設けないと相手にもわたしにもよくないってことくらい。
だからね、今日はがんばりましたよ。心に鞭打って!笑
大人になれない女子はなかなかに人生難航しています、ええ。
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