お腹がすくものがたり
トマトがたっぷり入ったサンドイッチが食べたい!
ミネストローネが飲みたい!
ネタ帳をパラパラ覗いていたら、そんな文章が書き殴ってあって目が留まった。
……夜11時過ぎ。
うわあ、食べたいねトマト。笑
さっき夜ごはんを食べる前に、小川糸さんの食堂かたつむりを読んでいたときにも思った。
美味しそうな食べものを綴った文章を読んでいると、本当にお腹が空いてくる。それが自分の殴り書きであっても効果があるというのは、なかなかである。
でもこの話を夫にしたら、
「映像や実物を見てお腹が空くとか食べたいっていうならわかるけど……。文章って、イメージ湧きづらくてお腹なんて空かなくない?」
なんて言われた。
うーん。本を読まないひとにはそう感じるのだろうか。
わたしはその逆で、どちらかというと文章で読み取り描いたイメージの方が鮮明でお腹が空いてくる。
実物や映像は、周囲の雑音が邪魔をしてどうしてもそのものだけに集中できないから。
だからその点、食堂かたつむりの作中にある食堂はまさにわたしの理想。ぜひ行ってみたいと思った。倫子ちゃんわたしもぜひお邪魔させてくださいませんか。そして看板メニューのスープをぜひいただきたい。
あれは確か夜目が覚めてしまった深夜1時半。冷蔵庫にある野菜で簡単にポトフを作った。
なんというか、野菜を煮詰める時間すら愛しくて幸せで。夜に食べるという背徳感すらそれを助長させるのだから、スープの持つ魅惑さに惑わされてしまう……。
さてさて、今日は長編のプロットをようやく書き換え完成させたので、明日から執筆スタートです。楽しんでがんばります。
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