鉛筆画

の公募に応募したいと思っていて、よくよく応募要項に目を通したら幼児でも応募できる……!

と知ったので、早速子どもと一緒に作品づくり。


ちょうどフィルターの交換で業者さんが来ていたんだけど、親子揃って黙々と絵を描いている姿を見て「いいですねえ」と穏やかに笑い応援してくれた。


「絶対入賞したいから」


そう言って、なにやら家中を歩き回り題材を探し始める我が子。

そう言った視線で物事を見ることはいつか力になるぞ〜、とほくそ笑むわたしはというと、題材探しをするでもなく描きたいものは決まっていた。


傾向を見ようにも新設の公募なので過去の例がなかったので、もう描きたいものを描こう!と思ってすぐに頭に浮かんだもの。


普段より丁寧に慎重に、一筆ごとに気持ちを乗せて描くようにするとあら不思議。

普段ラフしか書かない鉛筆画が、わりと見れる形になって自画自賛。



やばい……鉛筆画、ハマりそう……。


細く波打ったタッチにすると柔らかさがでること。太めでやや真っ直ぐな線を引くと固さが出る。鉛筆を寝かせてみれば、薄い膜状の影が表現できる。

……当たり前のことなのかもしれないけれど、それは近頃デジタルばかり書いていたわたしにはなんとも興味深い発見だった。


シャープペンシルで絵を描くことはある。けれど、鉛筆で描くのはどのくらいぶりだろうか。しかもこんな大真面目に。

木の筒の中にある墨色が紙の上で踊るたびに表情を変える。そんな単純なことが、新鮮で面白い。普段握っているグリップとは違う優しい木材はなんだか手によく馴染んだ。


「わ!ママうまいね!」

「え、やっぱり!?」


息子に言われて、ついそう返事してしまう。

そう思うのも無理はないくらいの完成度(当社比)だったものだから、その後も筆はすすむ進む。


そうしてひとまず2作書き上げたので、気に入った方を送ろうと思います。



絵を描くことがなんだかアウトプットにもなったようで、脳内がクリアに。

今晩引き続き白紙に戻されたプロット作りに励みます。


読者の皆さんもやってみませんか?鉛筆画。

鉛筆の可能性を知ると、なんだか世界が広く穏やかに感じられましたよ!

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