歩きましょう

今日も今日とて、愛犬とさんぽをする。

歩け歩け、道ゆく道を。


……いや、なんでこんなに寒いの。この前あんなに暖かったのに。


毛布に包まれているみたいな肌触り、が謳い文句の厚手の靴下を履いておけばよかったと後悔(すごいんですこの靴下。本当に毛布みたいな肌触り!)。


そんなわたしを他所に、リーはご機嫌で足取りがかるい。……羨ましい。


カシミヤのストールをぐるりとからだに首に巻きつけて、リーの後をわたしはぽてぽて歩く。


ううん、帰ったらあったかい飲み物を淹れて腰を落ち着けよう。


そんな風に思いながら、小説のことを考える。





近頃、物語を書く上で必要になってくる用語や言葉をよく調べて学んでいる。

なんとなくでは知っているけれど……っていうようなことがとにかく多い。


つい最近調べたのは、『改稿』。笑

恐ろしいですよね。そんなことも知らないの?っていう感じです。そう言いたくなる気持ち、分かります。すいません、不束者で。



ふと読んだネットの記事で、構成のことを書いていたので読んでみた。

起承転結などさまざまあるこの構成。そこで三幕八場についてが取り上げられていました。


「ああ、これを三幕八場というのね」


思わず出た言葉。……無知って怖い。



これを知らずして書き上げた長編の原稿が不安になり読み返したところ、完璧に、とは言えないけれどまあ……その手法に乗っ取って書けているかな……?というところ。手直ししないっていうことはできそうにないけど。


場面の転機に当たる大きな部分が弱いなあ、というのが初見の感想。

いやはや、こうして自分の作品を客観的に見られるようになってきたのはいいことかも。



この転機の部分がうまく書けていることが大切みたいですね。果たしてわたしの作品は大丈夫でしょうか……まだ自信を持って「大丈夫!」とは言えないですさすがに。


でも、書きたいものを優先にして書いているので、そこは満足しています。

恐らく万人受けではないことも重々承知。

けど、それでよしとしちゃダメなんだなって思いました。


次の新作のアイデアを練っている最中なのですが、まとめて書き出す前に、その自分の書きたい題材の市場調査をすることにしました。


マイペースにですが、やってます。

時間にそこまで余裕はないので、急ぎなさいよって話なんだけど。


あと、題材をつめすぎるくせがあるので、その辺もうまく調整して……。

短編や中編の構成を考えるのがほんと下手で(盛り込みすぎる)。その加減を掴めるようにしたい。それにはまず、書かないと。




今日はひがな1日、自分と仲良く過ごしたい。

意識して丁寧にゆっくりと行動することで、英気を養っています。




我が家に増えた緑たち。

窓辺で気持ち良さそうに日光浴中。

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