壁
前をみれば壁があり
後ろをみても壁があり
八方ふさがりになったときは
どうする?
壁を登るか
突き破るか
飛ぶか
とらわれるな
足元をみよ
そこにずっといることもできる
前に進めとは言ったが
そこでじっと眼を閉じ
閉じなくてもいいが
見極めること
どうだ
違うか
なにをのぞむ
平安か
安らぎか
それはどこにある
おまえだけが動いていると思うな
見極めよ
考えるな
観ればいい
腹を据えてじっとすること
そこから声をきくがよい
壁などない事に気がつくはずだ
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