biscuit が頼りになる。
ohne Warum|
第1話
父親に返答する必要が無いことを知らない僕らが雪合戦をしないのと同じことです。それらはただの投影ごっこ。雪だるまの死体から握り込む。鳩や鼠にbiscuitを砕いて見つけてもらう, 何も口にする必要が無い, biscuitを半分に割り片方を彼らに僕らは一方を, 手に乗せて枯れ木として彼らを見つめる, 無価値や矛盾を「不在」によって生かす, 「疎外」では無く, 象徴から事物の本質を捉える, 遠くから現実を見つめる, ここが先祖の配置したフィールドでしか無いことを踏まえた上で道を征く, 夢として, 但し現実, 彼らのでは無く僕らの, 雪合戦に夢中な子供たちをsimulacreとして遊び場にしたのは, 霧をも掴む思いと歌うのでは無くカカシに水を落とす, 此処は孤島, 捨て去られた迷子の鼠が理由無く家庭を収容所を街を文化を, 僕らに手渡された殺戮計画書をなぞるだけの遊園地としての社会, 事情に寄り添うことはない, 箱の中の猫を, それは誰なのかを「猫語の教科書」やその他の童話が落とす, 父に返答は不要, 母を見つめて, 反転する黙示を,
biscuit が頼りになる。 ohne Warum| @mir_ewig
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