応援コメント

「第80話 エピローグ」への応援コメント

  • 捨聖、一遍上人は当方が最も興味ある宗教人です。「一切の事を捨てて申す念仏こそ、彌陀超世の本願に尤もかなひ候へ」。この宗教的根源と道理を忘れ、山下に売春宿まで設けた比叡山延暦寺は、信長の焼き討ちにあいました。
    しかしながら、寺院に依存せず、諸国を遊行する脱俗・高潔な上人についていくのは、女性にとっては実際問題としてかなり大変だったでしょうね。大作、ご苦労さまでした。

    作者からの返信

    海石榴さん

    拙いものにコメント&★まで賜りまして、どうもありがとうございます。
    仰せのとおり、一遍上人自身も矛盾の人であることが、妖しげな魅力にひと役買っていたのかも知れません。
    定住せず、諸国を遊行する一生、超一坊にとって生きること自体が苦行であったと思います。まして、旅の空に最愛の超二坊を残して逝かねばならなかったとは……。合掌

    編集済