各話ごと、夢を短く綴った本作。
夢らしさを十分を味わえる荒唐無稽なものから、鬼気迫るホラー映画のようなもの、友人たちと楽しく過ごしているような日常的なものまで、ここにはあらゆる物語が、きれいな形を成す前の、原石のような状態で保管されています。
また、夢に出てくる人物には、誰もが知る有名人やサブカル的な(!?)方々が登場します。読んでいて、楽しくないわけがありません!
そして、多彩なジャンルの情報が飛び交っている本作を通して、作者様の脳にはとてつもない情報がしまい込まれているに違いないと感じ、その博覧強記ぶりを想像せずにはいられませんでした!
夢を記してみたい、夢らしい夢の記述を読みたい、という方々には是非!