ヒット作品を生み出す奴等の手口

貴音真

現在のヒット作品とは偶像に過ぎない

まず最初に行っておく。

こういう話をすると必ず「陰謀論やめろ」とか「出所はどこだ?」とか「考えすぎ」とか言って『する奴』は読まなくていい。

かといって、自分では何も考えずに他人の意見をにして『人に会わずに散歩するだけなのにマスク着けて歩いている奴』や『マスク着けていなければ何もしてはいけない』と考えているも読まなくていい。

あと、『メディアはだと思っている奴』や『専門家(研究者)の意見はに正しいと思っている奴』も読まなくていい。

専門家(研究者)やメディアなんて権力者や利権が絡めば正を否に、否を正にする。

専門家(研究者)については、まずは『沈黙の春』を読んで専門家(研究者)にはどういう柵があるものなのかを考えて欲しい。

メディアについては、政治と同じで宗教みたいなものだから俺が何を言っても信じてもらえるとは思えないから、何も言わない。

ただ、メディア信者は一度で良いから現実を見て欲しい。


以上のことが当てはまらない人は下に書く話を読んで、何かしらを

鵜呑みにはしないで欲しい。

ただ、自身の頭で考えて欲しい。
























【ヒット作品の作り方について】

この国では、ヒット作品とは『必ずしも人気がある作品ではない』ものである。

ヒット作品とは、企業が儲かり金が動く作品の事である。

人気がある作品であっても企業が儲かりずらい作品はヒット作品としては認識されない。

なぜか?

それは金を配って『洗脳』を行わないためである。

あなたはニュースの特集で『特定の作品』の宣伝が頻繁に行われるのを目にしたことがないか?

それも『局の垣根を越えて』毎日のように特集が組まれるのを目にしたことがないか?

全く同時期に全く同じ作品の特集が別のテレビ局で繰り返し組まれる。

おかしいと感じないか?

全く感じないのならさっさとこれを読むのをやめて『ヒット作品』でも読めば(見れば)いい。

なぜ特集されるのか?

それは金が動くからである。

上に書いた『金を配って』というのはあくまでも比喩とが、特集を組むことで金が動き、テレビ局にはプラスになるためにそれを行う。

これは『邪推』でもなんでもない。

今のこの国でヒット作品を生み出すことに関わることは『利益』になる。

昔もそうだが、今は特に顕著だ。

本なら本屋が協力する。

映画なら配給元と映画館が手を組む。

今のこの国でヒット作品を生み出すのは簡単なことだ。

『どれだけをかけるか』にかかっている。

金をどれだけ使えるかどうか。

それだけだ。

例えば、俺が映画を作るとしよう。

その時に『面白い映画』を作るならば金よりも『人脈』と『素質』が必要不可欠で、難しいことだ。

しかし、『売れる映画』を作るならば金さえあれば『容易』に出来る。

信じられないなら500億くれれば1000億以上稼いで見せる。

やり方はこうだ。

まず必須条件として、映画だけでなく様々なもので実際に行われている『紛いの商法』を使う。

それは『特典商法』だ。

一応に言っておくが、『特典』を付けることが詐欺紛いなのではないから勘違いするな。

詐欺紛い特典商法と単なる特典の何がどう違うかは自分で考えろ。

ヒントは心を煽るかどうかだ。

さて、本題に戻るが、映画を作るのに逆算して特典から考える。

まずは公開前の予約特典を『ガチャ方式』にして全10種ほどの特典を『ランダム封入』させる。

そして、初日から一週間は日替わり特典を設けてそれも日別に3種程度用意し、ランダム封入させる。

この時点で予約特典で10種、日替わり特典3種×7日分、計31種のランダム封入特典が生まれる。

その後は『詐欺感を抑える』ために週替わりに変える。

期間は4~6週間程度。

これはランダムではなく全て同じ特典を用意する。

全4~6種の週替わり特典というわけだ。

これは、ランダムにしないことで初週の詐欺紛いの特典商法を忘れさせ、なおかつ『必ず貰える』という『お得感』を与えることになる。

特典の譲渡方法は映画館ではなく、チケットを購入した際に割り当てられるコードをネットで入力すると後日届くという形にする。

これは映画館側の負担と不正を防ぐためだ。

特典の形態や数はもっと変えてもいいが、取り敢えず特典商法はこんな感じで問題ないだろう。

ランダム封入全31種+αとなれば転売クソヤロウもコンプリートマニアが相当釣れる。

これら『お得意様』はヒット作品を生み出す『根』となる。

次は映画の内容と特典の内容について書く。

まず内容なんてどうでもいい。

面白い作品ではなく、ヒット作品を作るのだから内容なんていらない。

とは言え、とりあえずは何かしら流さなくてはならないため思い付いたものを書く。

それは『緩いめんこ大会』の映画だ。

出演者は3Dモデリングのバーチャルユーチューバーとか3Dモデリング化された芸能人及びアニメや漫画のキャラなど。

それらに緩く語らせて、緩いめんこ大会をさせる。

ここで金が物を言う。

ユーチューバーの使用、芸能人、二次元キャラの3Dモデリング化に当たって必要な版権料を買う。

人気とされているキャラや芸能人さえ出ていれば観るバカ共はいくらでもいる。

それを狙う。

これら『一見さん』はヒット作品を生み出すための『木』だ。

一見さんは『素通り』する奴等を引き付けることが出来る。

一見さんは酷評だろうがなんだろうが話題を生めばそれで良い。

話題があれば『枝』が生まれる。

枝とは、本来ならそれに興味ない人間のことだ。

興味ないくせに話題になると気になる奴等のことだ。

漫画は知らないけど、取り敢えず話題だから映画は観てみるとかそんな感じの奴等のことだ。

一年後、こいつらは映画の内容なんか忘れている。

本題に戻るが、その3Dモデリングのキャラが使うめんこをそのまま特典にする。

作中で使用していたグッズの実物化』という商法だ。

このめんこに描かれたキャラが特典になるため、出演者よりもめんこが主演と言える。

ここに『限定書き下ろし』や『撮り下ろし』を使う。

ここでしか『見られない』という奴だ。

同時に、特典とは別に『コラボグッズ』としてなんてことのない既存のデザインのめんこを一般販売する。

そして、テレビ局やメディアに金を配って特集を組ませる。

芸能人の間でめんこブーム到来!

人気のユーチューバーが映画公開前のめんこ決戦!※このユーチューバーは映画に出演する3Dモデリングキャラではなく、実在の人間のこと。

昭和の遊びが映画化!

など、特集を組ませて『人目に触れさせる』ことが『最重要』。

宣伝費はケチらない。

めんこなんて紙だから工事と手を組めばいくらでも作れる。

カードは金を刷る様なものと言われているのと同じだ。

宣伝、人気者、特典、これがヒット作品を生み出す三種の神器だ。

内容なんてどうでもいい。

金、知名度、商法、これがヒット作品を作り出すための武器だ。

この国は今、そうなっている。

くそつまらないものが『ヒット作品』とされている。

今のこの国は、ヒット作品=人気作品ではない。

そうなった理由を説明するのは簡単だ。

『稼ぐため』だ。

稼げれば何をやってもいいというのがこの国のやり方になりつつある。

情報を支配し、洗脳紛いの宣伝をする。

人気!

人気!

人気!

と繰り返し宣伝し、人気と言われたら好きでもなくても気になるバカ共を嵌める。

それがこの国の文化になりつつある。

だからいつまでも続編や関連作品が出る。

面白いものを作ろうとしているなら構わない。

心の込められた作品なら構わない。

しかし、単に稼ごうとしているだけだ。

ファン心理を煽って嵌めているだけだ。

原作者が関わっていない続編。

原作者が関わっていない関連作品。

は?

それはファンが描く同人作品と変わらないだろう。

死んだ人の作品を勝手に続ける。

死んだ人の作品を勝手に完結させる。

なぜか?

儲かるからだ。

この国の文化は金に支配されている。

本来なら一枚で良いCDを『みかん箱一杯』にしても足りないほど買わせる奴等とそれがファンだと断言する奴。

バカだろ。

嵌められてるんだよ。

本人はそれで満足しているし、貢ぐことが幸せなんだろうが、それをやるからクソみたいなモノばかりがヒット作品になるんだよ。

ただし、全部ではない。

本物もある。

でもクソみたいな会社とクソみたいな個人がこの国の文化を腐らせた。

わざと足りないように装う会社と転売クソヤロウと本当に欲しい人の三竦み。

本当にクソだよ。

飽食の時代の象徴的行為だよ。

物が違うだけだ。

この国は金に支配されている。

金でヒット作品を作り出すことが出来るのが今の現実だ。

それがクリエイターの情熱を腐らせてしまう。

これから先は本当に『名作』と呼ばれるものはどんどん減り、『名作扱い』のものばかりが並ぶ。

それが金に支配された結果だ。

この国の人気は『偶像』だ。

その偶像が『実像』に成り代わっている。

少しずつ『麻痺』させながら移り変わってきている。

かつては『稼げない』からと『放置』されたものが『稼げる』とわかって祭り上げられている。

それがこの国の現実だ。

ヒット作品を作り出す奴等の手口だ。

面白い=人気ではない。

人気=面白いでもない。

面白い=ヒット作品でもない。

ヒット作品=面白いでもない。

ヒット作品=金を生み出す作品だ。

金を生み出す作品=ヒット作品だ。

これが今の現実だ。

鵜呑みにしてはダメだが、こういう事もあると知っていて欲しい。

最後に、中には本当に情熱があり、金に左右されずにヒット作品になった名作がまだ残っていることを伝えておきたい。

金に傾かず、権力に負けず、ファンに媚びずにいる作品もあることを忘れないで欲しい。

ヒット作品にならずに消える『無念な名作』が無数にある中で、極一部、極々一部の名作が金に情支配されている『似非名作』と戦っていることを忘れないで欲しい。

おわり。

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