第32話 最終話【1615年 Blitzkrieg《電撃戦》Sanada hope so get Ieyasu's head.】

第32話 最終話【1615年 Blitzkrieg《電撃戦》Sanada hope so get Ieyasu's head.】


「と、言う訳で大坂城丸裸なう💦みんな頑張ってね♬」

明るく振る舞う豊臣秀頼トヨトミヒデヨリは将兵を鼓舞しているのか絶望の余り精神が破綻をきたしたのか判別がつかないほどに場の空気から浮いていた。

「.....................................................」

淀殿に至っては言葉を発することも出来なくなっていた。


「事ここに至っては武士の本懐を遂げ華と散りましょうぞ!」

「「「「「「「「「「「「「応‼」」」」」」」」」」」」」


真田信繫サナダノブシゲは茶臼山に布陣していた。

そこへ毛利勝永モウリカツナガが兵を引き連れやって来た。

「真田殿!ここを突き破り内府殿を狙うも良うござるが明石殿より魔法衆の禁呪を授かってまいった!神でも仏でもデウスでも使えるものは使うしかないでござろう。」

「して、その禁呪とは?」

「詳しく説明している時間はござらん!この後内府殿が眼前におる故心得られよ!Equipe de transferência de sacrifício em massa《集団犠牲転移陣》」

毛利勝永勢は力尽き果てていった。毛利勝永は

大坂城へ担がれていった。


~徳川家康本陣~

「いきなりサナーダ!御首頂戴に参った!」

突如として眼前に真田信繫勢約3,000が現れ徳川家康は狼狽した。

徳川家康の馬印が倒れ死を覚悟したかに見えた家康であったが、

「真田よ!見事なり!されどウヌの武運は尽きた...仏法人柱衆よ真田諸共吹き飛ぶが良い!」

「「「「「「「「「厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土厭離穢土欣求浄土」」」」」」」」


家康の前にいた真田勢諸共仏法人柱衆は吹き飛んだ。


「儚いのぅ...」


-この後あっけなく大坂城は落城した-


≪夏草や兵どもが夢のあと≫


この後の歴史に魔法衆・仏法衆等の存在は確認されていない...


【完】


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【種子島に魔法が伝来されました】 どら焼きパンケーキ中佐 @kotobukinatsuodorayaki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ