あとがき
はいどーも、リレイジ完結しました。
第一章の公開日が2016年2月27日なので、軽く五年以上の連載になりました。その間にまー、本当に色々あったんですね。
まず、失業しました。
プロのラノベ作家から、在野の浪人作家になってしまいました。
生活環境にも変化があって、親友との決別、家族の大病、スマホでソシャゲにハマる、部屋が片付けられない、などなど……本当に色々ありました。
自分で言うのもなんですが、人並みに波乱万丈ってやつです。
でも、なるべく毎週日曜日にリレイジをUPしようと思って、やってきた。
そして今日、無事に予定されたエピソードを全て書き終えた。
嬉しいし、達成感がある。
プロ時代の「編集会議で刊行を編集部が考えてくれる
世が世なら、書籍として本屋に並んでいたかもしれない。
そして、思うように売れずに打ち切りになってたかもしれない。
リレイジはそういう作品だけど、僕の「好き」が詰め込まれた重いロボ愛の
まずは、完結に際して謝辞を。
二十年来の友人にして妄想仲間、創作うちの子大好き勢で自身も積極的に絵や小説の創作に精を出してる、サトヨシさん。リレイジの世界観に素敵なイラストとタイトルロゴをいつもありがとうございました。サトヨシさんは「ながやんの性癖を世界一正確にイラスト化できるスキルLv10」を持ってる、本人は全く嬉しくないのにながやんにはありがたくてリスペクト400%な創作家さんです。
いつも仲良くしてくれて、僕の物語に彩りと奥行きをくれてありがとうございます。
次に、同じカクヨムでロボットノベルという「出版社が嫌う傾向があるけどどこかしらに需要はありそうな、
本当に、ありがとう。
違う道を皆が皆走ってても、同じ方向に向かっていた。
巨大ロボットというガジェットに自分の夢や信念、劣情や祈りを込めていた。
そういう創作仲間とカクヨムというプラットフォームで一緒に走れて、僕はとても幸せ者です。沢山読んでくれて、外伝小説やイラスト等のファンアートを寄せてくれて、本当にありがとうございます。そして今、完走して心から「ありがとうございました」と言えます。言葉にできない感謝という概念は、まさに今の自分が感じている今ですね。
それと勿論、一緒に暮らして生きる家族、両親。本当にありがとう。いつか、感謝を言葉や声だけじゃなく、数字や豊かさでも伝えられるように頑張る。
僕は、ラノベで大金持ちになりたいとは思っていないんだ。
ただ、病と共に生きる自分でもできる仕事として、自立した社会人としての仕事として、小説を選んだだけ。だから、最低限に食ってければいいし、食えなくなったら社会の制度に支えてもらって、それでも書いていくと思います。
これしかない、これしかできないと思って今まで小説を書いてきました。
でも、今は「これとなら、いい」と思ってます。
小説の執筆、創作というのは自分にとって、
振り返って、リレイジには自分が考えられる限りの「ながやんってこういうのが好きなんでしょ」を詰め込みました。
長い物語になりましたが、楽しんでいただけてたなら、これに勝る喜びはありません。
気が向いたら突発的に短編を書くかなとは思いますが、リレイヤーズ・エイジの物語は完結です。劇場版という形で真のラストエピソードを書くこともできますが、やめておきましょう。完全な平和ではないにしろ、誰もが掴んで触れる平和を手にしたんです。
統矢とれんふぁの間に男の子が生まれて、千雪が愛の重い姉になって暴走する。
凍結封印されたスルギトウヤの解放を目指して、残党軍が決起する。
世界中の軍が身動き取れない中、懐かしのフェンリル小隊が集結する。
色々と物語はまだまだ広げられますが、キャラクターたちにもう平和な日常を返してあげたいなとも思いました。これ以上書くのも結構大変だしね!
最後になりますが、小説は読者の皆様があってこそです。でも、そういう読者の皆様の先頭に立って読むのは、一番目の読者である作者自身です。だから、作者が満足できない小説は、どれだけ人気で売れてても不幸かもしれません。
経験則ですが、作者が満足しない上に売れないと、正直最悪、地獄絵図です(笑)
だから、書きたいものを書くべきです。
同時に、読みたいもの、読んでほしいものを探していきましょう。
探して見つからないことが多いので、作って……
僕はまだまだ書き続けますが、リレイヤーズ・エイジの物語はここまでとして筆を置きたいとおもいます。
最後にもう一度、関わってくれた全ての人に熱く厚く御礼申し上げます。
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
リレイヤーズ・エイジ - LAST JOURNEY - ながやん @nagamono
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