魔法

(イツキ)よし、(雷を想像しよう……雷…雷よしゃくどう鬼に落ちろ!

(赤銅鬼に、もの凄く大きい落雷がした、その後、雷鳴が響き渡った)。

(イツキ)…すげぇ…………えーと次は……

(感電して動けない赤銅鬼)。

(イツキ)よし、ここは逃げるか……

(イツキは、はしごを登り、泣いている妹を背負い、来た道を戻った)。

(妹)怖いよ、どうなってるの?

(イツキ)とにかく逃げるぞ、あいつはしばらく動けない,

(逃げる事10分…山の麓まで来たイツキ)

(イツキ)もう帰れるからな。(辺りが明るくなって来たな、逃げれたのか?)

(家の前まで来た、イツキと妹)。

(イツキ)はぁはぁはぁやっと家だ、あいつは追って来ないな、とりあえず家に入ろう。

(家に入るイツキと妹)。

(妹)ママ…(半泣きで言う)

(母)どうしたの、ココちゃん、イツキ汗だくじゃない、もう夕方よ何してたの?

(イツキ)色々と……(心臓がバクバクする)

(妹)小屋に行ったら鬼が出てね、雷が落ちたの。

(母)鬼?……その話ならお父さんが帰ってきてからしようね。(ココの頭を撫でる)。

(イツキは自分の部屋に行こうとする)。

(母)イツキ!お父さん帰ってきたら話あるからね。

(イツキ)うん、(階段を上り、自分の部屋に行き、椅子に座った)。あの鬼は何だったんだ、流石に恐怖を感じた、そう言えば魔法……あれは覚えといた方がいいな、よし、剣を出してみよう、

(剣よ出よ剣よ出よ……)

・・・・・

だめだぁ出ない、もしかして物は出ないのかな、じゃあ空を飛んでみよう、

(空を飛べる空を飛べる)うわぁ、浮いた!でも、飛び方が…うわぁぁぁなんだこれ(暴れ回るイツキ)魔法よ消えろ!ドン!いてて、でも止まった。

(母)イツキ何してるの?

(階段を登る音)

(イツキ)やばい怒られる……

(ドアが開き妹が入って来た)。

(妹)ねえ、さっきの雷お兄ちゃんがやったの?

助けてくれたなら、ありがとう…(照れながら言う)。

(イツキ)ああ、俺は魔法が使えるんだぜ。

(妹)魔法!?やっぱりあれお兄ちゃんがやったんだ、すごい、空とか飛べるの?

(イツキ)飛べるぞ、さっきまで飛んでたしな。

(妹)おーー(憧れの目)

(イツキ)部屋の中だから今は見せれないけどな。

(妹)見たかったのに……

(イツキ)あはは、(そう言えばこの子の名前なんて言うんだろ)なあ、名前教えてくれないか?ちょっと忘れちゃって。

(妹)何で忘れるのよ、私ココだよ。

(イツキ)ごめんごめん、ココちゃんね。

(ココ)最近今日のお兄ちゃん変だよ?

(玄関のドアが開きおかえりと聞こえる)


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おじさんの異世界転生 冬道 @huyumiti

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