おつかれさまでした。
まずは一区切り、おめでとうございます。
しかし最後までボナパルトが出てきませんでしたね(笑)
あの「エロイカ」の下で、ドゼ&ダヴーはやっていけるのか?
気になるところです。
面白かったです。
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本当は、ナポレオンのダヴー評 'une foutue bête' まで書けたら良かったのですが、この言葉の訳語が安定しなくて。リンクを教えて下さった方がいらっしゃるのですが、つい最近、ツイッターで、’foutue’ の訳語として、忌まわしい、血まみれな、までを含めるかどうかという議論が交わされていました。煎じ詰めれば、初対面のダヴーに、帝国時代のダヴー像を照射するかどうかという話だと思いますが、結論は出ていませんでした。私の拙い話の末尾に、このような重大な解釈を行うことは、今の段階では、重荷でした。そういうわけで、ナポレオンは、登場させませんでした。
エジプトでも、ドゼはドゼです。そして、どういうわけか(わけはあるんですが)、ドゼとボナパルトで、ダヴーの取りっこを……エジプト編でも、このお話の基本スタンスは、ブレずに続きます。
最後までお読み下さって、本当にありがとうございました。また、固定されがちな私の視点を変えてくれるようなコメントをたくさん頂き、とても参考になりました。webで公開してよかったな、と思います。
心から御礼申し上げます。ありがとうございました!!
読了しました。
ダヴーの、ドゼへの一途な愛が実ったように錯覚する、微笑ましいラストシーンが良かったですw
こういう描かれ方をすると、エジプト遠征にも、夢と希望と浪漫を感じられますね……!
最後まで一本筋のズレたダヴーのキャラクターがおもしろく、フランス革命後の混乱期を、楽しく擬似体験できました。
作者からの返信
ありがとうございます! このお話はもう、このままひっそりと埋もれていくのかな……と覚悟していたので、喜びは一層大きいです。
ダヴーのドゼへの愛……それは本当だったと思うんです。後にダヴーがナポレオンに向けたと言われている忠誠は(愛ではありません)、ほぼ100%、ドゼへの愛から派生したものだと、私は信じています。ドゼはナポレオンに忠誠を誓い(そういうことになっています)、彼を守ってマレンゴで死んだので、ドゼ信者のダヴーとしては、ドゼへの愛をそのままナポレオンへの忠誠へと振り向けたのだと……。しかしナポレオンはドゼではなかったわけで……。百日天下の後、(フーシェの要請でしたが)ナポレオンにパリから退去するよう引導を渡したのはダヴーでした。とても冷たい態度だったといいます。
エジプト遠征、頭の中でこねくり回すのが楽しすぎて、なかなか小説にできないでいます。だって、ドゼ、副官達、ダヴー、ナポレオンとオールスターですものね!
なんかもう、感謝でいっぱいです。もう少し、このわちゃわちゃを続けていいのかな、と思えるようになりました。最後までお読み頂いて、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。