第12話ケダモノ第十二世代

 ケダモノの進化のスピードは、分裂のスピードと言えます、人類も細胞分裂に限界をもうけながら、常に細胞を培養するための栄養を外部から補給することで賄ってますが、ケダモノの場合は自らを消耗し続けて、分裂して進化していくことでより多くの形質を獲得し、いまでは第十二世代それぞれの分裂法の違いからサイズ差が生まれ始めていました。

 そして地中に潜っていくケダモノたちはそこで地下マントル、非常に熱い熱を得ました、熱はケダモノたちの形質をさらに変化させ分裂を早めさせるのに十分でした。

 宇宙においてはケダモノたちは自らを増やし続けることかなわず難しかったのですが、それを満たしてくれる条件が地球という箱庭にはあったわけです、

 もって地球の生命が到達できていなかった全人未踏のマグマの中に活路さえ見出せる、それが大十二世代のケダモノでした。

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わーとさわぐケダモノ ウゴカッタン @kak16kyou

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