おお、すべてが微妙で曖昧な子供たちの心模様が、微妙で曖昧なままするすると腑に落ちて、半白髪の狸親爺の心にも、すなおに浸みてくる……。
情景描写等の趣向も巧みで、久々に、なにか遠い昔の青春時代に戻ったような、心の疼きを覚えました。
狸も、そんな飴玉が欲しかった……。
作者からの返信
バニラダヌキさま
今回はいつにも増して登場人物の気持ちをぼかしにぼかしたような気がします。
答えやオチのない物語を書くのは毎度毎度賭けですが、飴玉も情景描写もうまくはまっていたようでほっとしました。
人間関係は使い古されたもの、ストーリーも無個性なので、いい作品になるかどうか不安でしたが、途中から「絶対いい作品にしよう!」とやる気が出て、久々に創作する楽しさを味わいました。
読んでいただいた上にこうしてコメントまでいただき、報われました。
ありがとうございました。
私もこんな青春を送ってみたかった……。
うっとりするような文章でした。冒頭の夕暮れの巧みな描写からすっかり引き込まれてしまいました。
一瞬一瞬の感情がとても深く丁寧に描かれていて感情移入しやすくかったです。
多感な高校生の心情がとても綺麗に表現されていると思います。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
三山 響子さま
ありがとうございます。
このようにお褒めいただけてとても嬉しいです!
私にとって恋愛小説は、書くのは楽しいけれど、読者様を魅了するのはとても難しいと感じるジャンルです。
駄作になることだけは避けたいと思い自分なりに試行錯誤しましたが、コメントをいただけて自信になりました。
こちらこそ、お読みいただいた上にコメントまで下さり、ありがとうございました!