応援コメント

第18話 母の、手紙。」への応援コメント

  • ごきげんよう、もう、涙が溢れてきて止まりませんでした。
    みっともないくらい、泣けて仕方ない、困ってしまいました。

    乱歩の主人公さん、どんな気持ちで、握力も弱くなっていただろうに、筆を走らせたのでしょうか。
    それはきっと、家族への溢れるような愛情、将来を明るく過ごして欲しいと言う祈りにも似た願い、そして、先に旅立ってしまうことへの謝罪。
    文面から、あの卒論で悩んでいた頃から変わらず名木橋さんを愛していたことが判りますね、そんな愛溢れるご夫婦から生まれた娘さん達が、やっぱりそんな両親を見て育ったのだから、優しく温かい愛情あふれる大きな人間に育つのはやっぱり当たり前で、だからこそ、主人公ちゃんのことが心配だったのでしょうね。
    でも主人公ちゃんが渇望してやまない愛情を、きっと彼女は優しいご家族、三好くん、いずみん先生、円ちゃん、周囲のみんなから貰っていることに気付き、加えてお母様の大好きな乱歩に隠した手紙から、今日までに受けるべき愛を貰ったのだろうな、と。

    作者からの返信

    ごきげんよう。
    少しでも心の琴線に触れることができたなら嬉しいです。
    お母さんから受け取ることができなかった愛情を周りの人から受け取る流れにしたくて、そして実はその愛は、お母さんからとっくに受け取っていたことに「私」ちゃんに気づいて欲しくて、この回を書きました。
    深いところまで理解してくださってありがとうございます。
    本当に、嬉しいです。