応援コメント

第1話 母は、死んだ。」への応援コメント

  • ごきげんよう、今度はこちらにもお邪魔させて頂きました。

    今度は高木さんがタイトルなんだな、と思いながら読み進めて、衝撃。
    乱歩の主人公さん、亡くなっちゃったんですか、横溝さんの物語では元気で逞しい、優しいお母さんのイメージだったのに(ということは研究室に連れてきていた赤ちゃんがすみれさんですね)。
    でも、すみ姉、さく姉がしっかりと家事全般やお母様と主人公さんの面倒を見ている様、お母様はきっちりと子育て、躾もやられていたようですし、それだけにお母様の愛情をしっかり受けられなかった主人公さんが心配になりますね。
    そして名木橋さんが還暦、その娘さんが主人公の様子。
    ちょっと一気に時間軸が未来へ飛んでいますね(最初、すみ姉が雑誌編集者とあったので、里見さんのお話かな、と思ったのです)、それだけに今後の主人公さんと名木橋さんご一家の物語がどう進んでいくのか、しっかり楽しませて頂こうと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう。シリーズ通しそうな勢いで読んでいただいてありがとうございます。
    『乱歩のまなざし』の「私」ちゃんの人生を書きたかったので、話は一気に飛んで、という感じです。ちょっと時間軸飛ばしすぎたかな? とは思っていますが、どうしても「家族ネタ」でやってみたい話がありまして、そのネタが名木橋シリーズと融合したのが本作です。
    ミステリーらしくはなくなったと思います。強いてミステリーらしく「謎」を提示するのだとすれば「高木彬光の家族とはどんなものか?」って話になるのかな。
    本作はアイディアのきっかけになった音楽が存在します。去年末(2020年末)にヒットした曲です。作曲自体は2017年らしいですが、有名になったのは2020年。当てられたら、すごいかも。