社畜が死んで転生、しかも、生前思っていた望みを叶えてくれるという。
そして、登場したのは宣教師ルイス・フロイス!
もちろん、れっきとした実在人物であり、あのイエズス会の宣教師です。
そんなフロイスに転生した主人公、何と史実どおり、戦国時代の日本にやってきて、しかも織田信長に仕えてしまった!
ノンフィクションとフィクションを織り交ぜ、面白おかしく、信長の天下統一の手助けをしていくのが本作のメインどころです。
そんじゃそこらの転生ものとは、まさに一線を画したユニークさがあり、しかも読んでいて本当に面白いのです。
この時代前後の日本史好きにはたまらないところも多々盛り込まれています。
しかも、しっかり作者様が勉強をしたうえで執筆しているので、あれ、ここはフィクションだっけ?それともノンフィクションだっけ?と考えながら、楽しむこともできます。
現在80話で、長篠・設楽ヶ原の戦いが終わって、上杉・武田勢が登場、織田・徳川連合軍との戦いに入っています。
信長はフロイスの力を借りて、本能寺を回避できるのか!?
是非一緒にこの先を追っていきましょう!
それだけ聞くと、とんでもないスケールの大きい、時代も文化もかけ離れた訳のわからない三題噺ですよね。
ところが、この3つの要素が物語序盤でしっかりと結びつきます。
で、そのルイス・フロイスが本能寺の変を回避して信長を救い、世界を制覇する手助けをするそうです。
戦国転生ものは多いですが、この着眼点はあまり無いんじゃないかと。
しかも作者さんはフロイス著の「日本史」を参考にされているようで、だから様々な出来事の描写も類似の他の作品とは一味違います。
物語は現在、設楽原の戦いのあたりですが、この後どんどんと壮大さを加えていくのでしょう。
更なる期待大! です (^_^)