斬新なコンセプトとストーリーのテンポの良さで一気読みしてしまいました。読んだ後で作者名を見て、あああの饗庭淵さんかと得心しました。
二千年前の王墓を専門に研究する考古学教授と、その研究室を冷やかしに訪れ、助手の立場に収まったロリババア。 当時を生き、王墓の謎の答えを知るロリババアが、遺跡の発掘を通して、彼女も知らない空白の時…続きを読む
歴史の生き証人であるロリババアことミヤビ。彼女がおもちゃにしたのは考古学者ヴァイスマン教授。本作はヴァイスマンのちぐはぐな歴史の解釈を聞きつつ、ミヤビが心中ダメ出しする形で物語が展開されていく。…続きを読む
もっと見る