神隠しが起こる奥深い村落へ訪れる、探偵芸人と女優。
この「探偵芸人」というパワーワードが巧みなミスリードでして、随分後になるまで気付かないんですね。
「実は曰く付きの村との因縁が?」(八墓村)
「うん? 女優が田舎村に訪れる?」(悪魔の手毬唄)
「切れた弦?」(本陣殺人事件)
と、そこかしこに思い当たる事象が沢山。(思い込みであれば申し訳ない)
もちろんそれだけでは無く、何やら怪しい伏線が見え隠れ。
現在、アレからコレまで、色々推理を楽しんでおります。色んな可能性が見えるのもまた楽し。
現在、こうじゃないかな? と思っている推理が私にはあるのですが、さて。
楽しみな小説を見つけてしまいました。