#3 手紙への応援コメント
美しい終わり方でした。
両親思いの息子さんが、プレゼントを渡したくて成仏できなかったのですね。
優しい想いが伝わってきた作品でしたよ。
ブラック企業は、私も経験したのでちょっとトラウマになっちゃいますよね。
転職しても次の会社が怖い怖い。
求人票に書いていることが本当なのだろうかと、最初から疑って開始してしまうので雇ってくださった会社には申し訳ないなー
と思います。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます。
原案の方のアイデアを読んだ時、これは「救済」の話にしようと思い立ちました。とはいえ、語り部は既に最初からこの世のものではないので、どういう救いがあるかと考えていた時、昔読んだあるマンガの中にあった「命は救えなくても、人を救うことはできるのだ」というセリフがヒントになり、このような話となりました。
幸い私の職場はブラックではないですが、仕事で精神的に追い詰められたような状態となったことはあり、そのあたりの経験を投影した部分もあったりします。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
#2 記憶への応援コメント
自分が何者であるのか?
記憶がない間は、何をしていたのか?
気になってしまいますよね。
でも、汐里さんのお陰で思い出せて良かったです。
しかし、蘇った記憶との闘い、心の葛藤がでてくるのでしょう。
あと1話ですね。
また、じっくりと読ませて頂きます。
実は、私自身も1日というか約半日記憶がないのですよ。
初のスノーボードに会社友達と出掛けて、どうもセンスがよかったらしく、あっという間に身につけたと聞いています。
その後、自由に滑っていたら、どうやら転んだ時に頭を打って「急性健忘症」になってしまったのです。
数日が経過すると、スキー場にみんなと向かったシーンは一部思い出しましたが、次の記憶は、高速道路のオレンジ灯がどんどん横を通り過ぎていく風景。
その間は、判断能力はあったそうで、医師との受け答えはしっかり出来ていたと聞いています。
が、答えた、話したことを覚えられないので無限ループで話していた。
そうです。
今でも、
「その時変なことを言ってないよね?」
「判断能力はあったらしいから、大丈夫だと思うけど不気味だな」
と今でも思っています。
あ! 話が逸れてしまいましたが、この話を読んで思い出したので、つい書いてしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
専門的な知識はないのですが、記憶って不思議なものだと思います。
自分の体験でもあるのですが、●年前の●月●日なにしていたか?と聞かれても普通は答えられませんよね。
しかし、そこに一枚の写真を出されて■■に行ってましたよ、と見せられたとき、一気に、ああそうだ、この時はここでバーベキューして▲▲さんが悪酔いして大変だった……みたいなことが思い出されたんです。
記憶って、消えるものではないんですね。(もちろん全てではありませんが)
……話がそれました。
忘れたいはずのものと、忘れたくないものが同時に存在した時、人はどのような結末を望むのでしょうか。ぜひ、最後まで読んでいただければ幸いです。
#3 手紙への応援コメント
冒頭から引き込まれました。何者であるか自分でも分からない「僕」のモノローグがすごいです。ホラーなのに毒々しさがなく、「僕」にも、救う少女にも、言葉に優しさや凛としたものがあって……。別な作品も読んでみたくなりました。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます。
最初は多少ホラーぽさもあったりしたのですが(少女が顔を背けたのは実は「僕」の顔に大きな傷があったから等)推敲の段階でそういうのは要らないかなと思い削ぎ落としていったら、最終的にすっきりとした話になったかとは思います。
誠にありがとうございました。