美しい終わり方でした。
両親思いの息子さんが、プレゼントを渡したくて成仏できなかったのですね。
優しい想いが伝わってきた作品でしたよ。
ブラック企業は、私も経験したのでちょっとトラウマになっちゃいますよね。
転職しても次の会社が怖い怖い。
求人票に書いていることが本当なのだろうかと、最初から疑って開始してしまうので雇ってくださった会社には申し訳ないなー
と思います。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます。
原案の方のアイデアを読んだ時、これは「救済」の話にしようと思い立ちました。とはいえ、語り部は既に最初からこの世のものではないので、どういう救いがあるかと考えていた時、昔読んだあるマンガの中にあった「命は救えなくても、人を救うことはできるのだ」というセリフがヒントになり、このような話となりました。
幸い私の職場はブラックではないですが、仕事で精神的に追い詰められたような状態となったことはあり、そのあたりの経験を投影した部分もあったりします。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
冒頭から引き込まれました。何者であるか自分でも分からない「僕」のモノローグがすごいです。ホラーなのに毒々しさがなく、「僕」にも、救う少女にも、言葉に優しさや凛としたものがあって……。別な作品も読んでみたくなりました。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます。
最初は多少ホラーぽさもあったりしたのですが(少女が顔を背けたのは実は「僕」の顔に大きな傷があったから等)推敲の段階でそういうのは要らないかなと思い削ぎ落としていったら、最終的にすっきりとした話になったかとは思います。
誠にありがとうございました。