応援コメント

第73話 侯爵に説教し返した。」への応援コメント

  • 何回泣かせたらいいんだろうね、この旦那は

    作者からの返信

    @tuyu_0419様

    コメントの返信がすっかり遅くなりました。

    なかなか、すれ違いっていうのは、悲しいモンですね……

    コメントありがとうございました!


  • 編集済

    男のひとは、ツマを所有物ないし自分と一体として見がちですよね。
    違うひともいるでしょうが、リアルも、この作品内もまた、そのように描かれてますね。
    ツァニスは「なにが悪い?」と思い、読者も男性を中心にそう思うかも。
    内よりも外向けの体面を重んじる、精神性ゆえだと思うのです。

    このエピソードでのセレーネに、スッキリしました。
    わたしも、後回しにされるひとりです。そして、時に黙って愛想笑いをしてしまいがちですが、夫にはその気持ちをぶつけます。
    長く夫婦でいる間に、やっと、思いの疎通ができるようになってきたように思います。
    妻っていうのは、最も身近で尊重すべき「他者」なんですよね。他者だから、おろそかにし続ければ、必然、別離がおとずれる。
    逆も然り。井戸端で「ダンナ」の陰口はいやかなあ(^_^;)

    作者からの返信

    柚子様

    コメントありがとうございます。

    男性はこのタイプの方が多いような印象を受けますし、女性が子供を自分の一部としてみなしている人も、少なからずいますね。
    自分が庇護している人を自分の一部として扱う、というのは、現代でもまま見る話しです。切ないです。

    そうですね。「今のは不快だった。やってほしくない」と、伝える事が大切ですね。まぁそれが大変なんですが……
    そうそう。夫婦の間において、夫・妻は、一つの家族でありつつも、他人ですね。どちらが上とか下とかない、あくまで一つの家族を回していく為のパートナーですね。どっちかの気持ちが離れた瞬間、破綻するほど実は脆いものです。

    井戸端で旦那の陰口……ガス抜きという側面もあるかもしれないですが、罵倒は嫌ですね。「まぁ、そんな旦那が好きなんだけど」という言葉があると、また違う気もする気がするし……うーん。難しい事です。

    コメントありがとうございました。

  • 侯爵「...あぁ...俺はまた、やってしまった...」
    セレーネ「何回も同じこと言わせんなや、このボケ!」

    そんな感じの、それぞれの心境。

    昔はね、私も、夫をたてて、自分は一歩引いてなんてなこと、思ってましたよ。
    でもね、これをもし、実行するとしたらそこにはお互いに払える「敬意」が絶対条件だと思うんです。
    尊敬できない相手と一緒にいるのは苦痛だし、何よりそんなやつをたててるのはバカバカしいんですよ。

    前に公衆の面前(コンビニ)で、カノジョをバカ呼ばわりしてる高校生男子がいましてね。
    女の子「えへへへ」って笑ってるんですよ。
    お節介おばさん発動しましてねwこっそりカノジョひとりでいるタイミングに「彼はやめておいた方がいい。ああいう男はずっと変わらないから」ってつい言っちゃいました(´>∀<`)ゝ
    女の子びっくりしてたけど、帰り際、私に会釈してくれて。いい子だなぁって。
    ちゃんと、まともな男と、やり直しててほしいなとも男なんて気にせず好きなことやっててほしいなとも思います。

    今回の話と関係ないようなあるような。そんな魔女おばさんの体験談(。・m・)クス

    作者からの返信

    猫魔女様

    コメントありがとうございます。

    この部分はですね、なかなか感覚として伝わったり伝わらなかったり、伝わるけどどうしようもない、と思っている部分だったりして。
    反応が様々でしたね。ま、だからの問題提起でございますが。

    自分の付属品だから貶めるっていうのは、無意識にせよあると思うんですよ。
    逆にですよ? 自分が尊敬してやまない人や好きな人、アイドルとかを貶めないでしょうし、貶められていたら怒りを覚えますよね? つまり、そういう事なんですよ。
    勿論、好きだから「ここがちょっとなぁ」と思う部分があると思うんですが、それはあくまで自分がそう思うだけで、それを周りに吹聴する必要はないと思いますしね。

    その女子高生の子が、自尊心を持てているといいですねぇ。
    自尊心って必要ですからね。

    コメントありがとうございました。

  • 初コメ失礼します。

    確かにこの辺りの話は恐らくは末期の貴族の主張と現代社会人の意見の食い違いだと思いますし、どちらも間違ったことは言ってないんだとも思います。

    ここまで話を見てきた中で、この主人公はそういう考えの持ち主だと分かっているので、この侯爵家はどこよりも最先端の考えを知りえる場所なのだろうなと思うと、侯爵って凄い大人だなって思いました^^

    作者からの返信

    ともはっと様

    コメントありがとうございます。

    そうですね。どちらも間違ってはいませんね。
    如何ともしがたいすれ違いです。

    侯爵様の凄い所は、ちゃんと聞く耳を持っているところですね。
    彼自身苦労してきたからだと思います。(ちょっとアレですが)

    コメントありがとうございました。

  • 「爵位だけで上下関係が決まらない」から、元子爵のジジイがデカい顔をしてるんですよね。こちらの歴史で言うところの貴族社会の末期、商人の力が増してきて、貴族が経済的に没落していく頃なんでしょうか。ジジイはそうした豪商とねんごろなんでしょう。
    だとすると、ツァニスが不憫でならない。ジェンダー問題では女性ばかりが被害者とされがちですが、男性に対する社会の重圧も、もの凄いものです。40代以上の自殺率もホームレスも、男性の方が遥かに多いのですから。
    ツァニスは侯爵家を支えるために頑張ってますよね。毎日、遅くまで仕事をして。主人公が愛娘とイチャラブしている間も。そう言った点に全く目が向かずに、お高いドレスを毎日来てはボロボロにし、お高いワインをがぶ飲み(半分以上はマギーみたいだけど)する主人公に、ちょっとイラッとしてます。
    「離婚すべき」という意見もありますが、もし侯爵家がクソジジイの策略で没落したら、主人公は「これ幸い」とばかりにアティを連れてトンズラするんでしょうか? マギーはじめ家人たちが路頭に迷うのをしり目に。
    バイタリティ溢れる主人公なら、市井に入っても、いやその方が伸び伸びと生きていけそうですけどね。

    作者からの返信

    原幌平晴様

    コメントありがとうございます。

    そうですね。貴族社会末期ぐらいです。
    まさに私が表現したかった事に、ひっかかっていただけたようで嬉しいです。

    男の生きづらさと女の生きづらさは表裏一体ですよね。
    男性が抱える社会的重圧、これ、誰が与えているものなのでしょうか?
    問題はそこなのではないかと思うんですよね。

    そして。
    もし没落したとした時、一番悪いは誰なのか?
    少なくとも、私は主人公が一番悪いとは思いませんが、原幌平晴様はどう感じるでしょうか?

    この第三章はかなり賛否があります。
    (ここらで脱落する人が多いですから)
    あまりフィクションの作品では見ない問題を敢えて書いているから、そりゃそうだって感じなんですが。

    私が何を意図したのか、それが上手く伝わると嬉しいな、と思います
    (※上手く伝わらなかったら、それは私の腕がないだけ……)

    コメントありがとうございました。

  • やっぱりこの二人は離婚したほうが良いんじゃないだろうか。
    侯爵の主人公へのお前は家族であって他人ではない、との言葉に他人だと返された。当然だけどもう価値観が違う。

    この世界の常識の中で生きてきた侯爵だって別に悪意をもって主人公に接している訳ではないし、自分だけでなく働いている家人の生活を担っている以上、波風たたないようにする事も仕方ない、それに対し妻が馬鹿にされて夫が黙っている事に憤慨する主人公も当然だと思うし。

    他の方も書いていた様に、現代日本の知識を持った主人公の方が読んでいる我々現代日本人には正論になるし。

    この世界観においてどちらが絶対的に悪いというわけではないこの二人の会話を読んでるとすごく悲しくなります。


    作者からの返信

    @NE7940様

    コメントありがとうございます。

    主人公はこの世界を生きるには、持ってる認識が違いすぎますね。
    どちらの言い分も「絶対悪」ではないので、すれ違いがキツイ部分もあると思います。

    ただ、だから主人公はその世界の認識に許容しなければならない、という事ではないというのが本作のポイントです。
    まさに@NE7940様や他の方がおっしゃっている部分こそが、この作品を書いている意図でもあります。

    今の日本の認識は、過去に主人公のような事を誰かがやってきてくれたからこそ、ですしね。そして、それは今も続いています。

    ぶつかっている最中はどちらにとっても抵抗感があってツライと思います。
    しかし、それを擦り合わせる事自体に意味があるんじゃないかと。

    離婚するしないは、意識を擦り合わせた結果の先にある事かな。たぶんですが。

    コメントありがとうございました。

  • 男尊女卑の思想はリアルでもまだまだありますよね。心の中でく◯じじぃ!!等々思った事が私もあるけれど衝突するのは心身へのダメージが多いのでポーカーフェイスで流してます。言いたい事が言えない事の方が多いからこそ、私はすごくスッキリしました。

    作者からの返信

    @charirnmaruri様

    コメントありがとうございます。

    根強いですね。一度根付いてしまった思想というものは、なかなか変わりませんね。
    そうそう。衝突するって物凄くエネルギーが必要な事ですよね。生活する事で手一杯やねん、となりますなります。めっちゃなります。

    自分が普段疑問に思っている事をセレーネに言わせる事で私もストレス発散しています。

    コメントありがとうございました!

  • 立場的にはっきりと反論できない侯爵側の苦悩も少しはあるかもしれないけど、全肯定ペンギンで流すのは確かによくなかったかもしれない。世界観の祖語は大きいですね。

    作者からの返信

    にゃんこそば様

    コメントありがとうございます。

    >全肯定ペンギン
    wwww 三度見したwww 可愛いwwww

    世界観の齟齬はあると思います。
    現代日本だって、ほんの70年前までは侯爵のようにナチュラルに思っていて行動している人がほとんどでした。(っていうか、今でも結構多い)

    「それがちょっとマズイ事なんだ」と世間の考え方が変わったタイミングが必ずあります。そのタイミングを、主人公は自分が引き起こそうとしているんです。身近なところから。すごく大変な事だと思います。

    コメントありがとうございました。

  • まあ
    典型的な貴族の侯爵と
    現代日本人の感覚もつ主人公とでは
    こうなるよね?

    ただ客観的に見ても
    侯爵の対応はおかしいかなぁ?と思います
    元子爵に物凄いコネがあるとしても
    たかが元子爵のコネに屈する侯爵ってなに?
    当主ですらない元子爵にいいように言われたって
    貴族として致命的だと思うのですが?
    侯爵は同等のコネさえあれば
    反論してこないなんて
    貴族間ではすぐに広まるだろうしねぇ
    勿論、直接の弱み握られてるなら話は別なんだけど

    作者からの返信

    @turido様

    コメントありがとうございます。

    現代でもよくいるじゃないですか。既に何の特権も持っていないハズの老人にヘコヘコするヤツ。
    あれみたいなもんです。
    当主ですらない、のではなく、引退した事によって面倒くさい事から全て解放されて、金とコネを使って好き放題やっている、扱いにくい人って感じです。当然、当主の息子は操り人形です。他の貴族の中にも同じ状態になっている人たちが沢山います。

    確かに、ツァニス自身が事なかれ主義的な側面があるのですが、それは彼に限った話ではなく、他の貴族も結構同じなんです。昔の威光を忖度する人が多いのですね。

    今回のこの話は、降ろされた某五輪の偉い人の話を参考にしています。

    あの話を最初に聞いた時の私の感想は「なんであの爺さんに回りは好き勝手させてんの? もう総理じゃないのに」でした。それを反映させてるんです。

    と。言い訳してみました。

    コメントありがとうございました!

  • 私も女の考えは浅い、女はでしゃばるなと言われて育ちました。
    毎回読んでて、自分の言いたいことはこれだと納得して、理不尽に流されてると自覚する。
    甘んじて受け入れた部分もあるから上手くは言えないけど。
    結婚して夫の姓に変えたからって付属物にった訳じゃないのにね。
    男だから、父親だから、夫だからって上か
    ら目線の多いこと。

    作者からの返信

    @dara様

    コメントありがとうございます。

    甘んじて受ける事は悪い事でもないと思います。
    (勿論、それも理解していらっしゃるかと思いますが)
    損切です損切。被害を最小に抑える為の事です。

    >男だから、父親だから、夫だからって上から目線の多いこと。
    これは自分も不思議だったのです。ただ、よくよく考えると自分の中にもあった感覚で。なぜそうなってしまったのか。

    これを、創作の世界でだけでも解消できるといいなと思いながら書いております!

    コメントありがとうございました!

  • よく言った!
    ただその一言。

    作者からの返信

    @ladymagi様

    コメントありがとうございます!

    その一言の重み!!
    嬉しいです!

    ありがとうございました!

  • 妻として迎えその関係を続けている間は付属品じゃないがお互いが従属した関係ではある。

    血や心の繋がった親子は片方死んでも親子だが夫婦はそうじゃない。

    自分の話で恐縮だが、娘から「お母さんと私とどっちが好き?」と訊かれて「好きの種類が違うからどっちも好きとしか言えない」と答えた。

    「奥さんや娘さんどんな人?」と訊かれるとこう答えている。

    嫁→女型T800。見かけは好みから外れている。中身はここの主人公とほぼ一緒。日焼けで肌はボロボロ。化粧も式典以外はしない。
    娘→良くも悪くも私に似ていて可愛そう。

    コーチが居ない環境で後のメダリストと県記録を競い合っていた嫁を尊敬している。嫁が成りたい自分に成れる様できる協力はする、が結婚前の約束。

    このダンナの感覚は理解は出来るが共感は不能。ただ中世世界の価値観を現代の知識の上で培った感覚で断じるのは少々不毛。

    前話と合わせて読んで思い浮かんだのはこんなところ。

    作者からの返信

    三条 輝様

    コメントありがとうございます!

    三条様のご夫婦関係は、お互いが従属しているのではなく、パートパーシップなのではないかな? とメッセージを読んで感じました。

    と、いうか、凄い方ですね! メダリストと競い合うって!! 三条様の協力があったからより、という事もあったかと思います。

    中世というより近世ぐらいで考えていただけると、より近いかもしれません。1900年代ぐらいって感じで。ま、乙女ゲームなのでそこらへんはファジーで何卒。

    ただ、今の価値観の方が良いと思われたからこそ、昔の価値観が変革されてきた、という事で。その変革期だと思ってください。

    コメントありがとうございました!

  • ツァニスは自覚した
    己が如何に愚か者であったのかを……

    ……さて、この失点、どうやって取り戻す?

    作者からの返信

    社怪人様

    コメントありがとうございます。

    ツァニスは自覚しましたね。さて。どうでる事やら……

    ……どうしましょうかね……

    コメントありがとうございました!

  • ホントに世の中にはこのじーさんのような輩(女は男の従属物)に溢れてて困る

    そして女がこう言う反論をすると「お前はどうなんだ。男を立てていないお前が自分を立てろと要求するのは筋が通らない」とか言うんですよね -_-

    この理屈を一方的と思えない奴ってのは刺されても言える文句は無いと思うの…

    作者からの返信

    @swordsmanship様

    コメントありがとうございます。

    今回のエピソードは、某五輪の偉い人の話を参考にしています。

    >「お前はどうなんだ。男を立てていないお前が自分を立てろと要求するのは筋が通らない」
    これ、実は私もモヤモヤしていた事で。
    女性たちの意見で多いものを見ると、「自分たちも立てろ」とは言ってないんですよね。「踏みつけるな」と言ってるだけで。なのに、それを聞いて反論する男性方の中には、「踏みつけない」を「立てろと言ってる」と理解するのか、すごく不思議だったんです。

    今回はそこらへんを意識して書いています。
    読み取ってくださってありがとうございます!

    コメントありがとうございました!