魔法の絆(7)
あじさい
魔法の絆(7)
この空間に来て、メルトから話を聞かされてすぐに、レイラは悪魔ベルイーザと
メルトが差し出した右手に、レイラが左手を
「ごきげんよう。血と
あどけない声ですらすらとそう名乗った少女が
だが、レイラはむしろ彼女に興味を
「さすがはメルト様の召喚術です。
ベルイーザはレイラに視線を戻して、
「お姉さま、お名前をお聞かせくださらない?」
キャムクティは、メルトに入れられた
「私は、レイラ・クラウディア・シェイルフォード」
ベルイーザもメルトも満足そうだった。ベルイーザが言った。
「レイラ・クラウディア・シェイルフォード様。私、あなたの願いのために、あなたの肉体が
ベルイーザが左手を差し出した。レイラは右手を伸ばしかけて、ためらい、キャムクティを見た。
レイラは一瞬、
「誓います」
と応じた。
こうして、レイラとベルイーザの契約が成立した。
その後、レイラはメルトの指導で、ベルイーザの「力」を使いこなすための「訓練」を受けた。得体の知れない薬を何種類も飲まされたり、魔法陣の中央に立たされて
2週間
「こんだけ
メルトのいつも通りの軽い口調に、キャムクティは2週間分の
「
レイラに目を向けながらそう
メルトとしては、悪魔と
「ちょっと早いけど、実戦といきますかー」
メルトがそう言ったとき、そこは
「それじゃー、お嬢ちゃん、悪魔と契約して手に入れた『力』、坊ちゃんに見せてやってくれないかい」
魔法の絆(7) あじさい @shepherdtaro
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