第13話 帰宅
原石という名の
「ただいま帰宅いたしました!」
付き人に手を貸してもらって馬車を降り、屋敷の中に二人とお父様を引き連れて入ります。
母「お帰りなさい。楽しかった?」
兄「お帰り。ダンディガの街はどうだった?」
入ってすぐ、上の階からお母様とお兄様が下りてきて出迎えてくれた。
相変わらず二人はのほほんとしていて安心する雰囲気を持っている。
それに比べて……
メイド「ああああぁぁあ!!!!お、おお帰りなさいませお嬢様~!!!このリナお嬢様が変な輩に襲われたり、誘拐されたり、夜な夜な私の名前を呼んで涙しているのではないかと心配で心配で~!!!!!!」
相も変わらず落ち着きのないメイドのリナ。
何だかこの温度差を感じて初めて帰ってきたことを感じる。
執事「お帰りなさいませ。旦那様。お嬢様。楽しめましたでしょうか?ところでお嬢様の後ろにいる方々はどちら様で?」
執事に問いかけられ、後ろの方で居心地悪そうにしている二人を前に出し紹介した。
「こっちの背の高い方がダビで、小柄な方がラダよ。今日から私の使用人として雇うことになったからよろしくね。」
ダビ「どうも、よろしくお願いします。」
ラダ「……よろしく…お願いします。」
執事「そうでしたか、私執事のボーンと申します。何か困ったことがありましたら気軽にお声がけください。旦那様とお嬢様は今日はゆっくりお休みになってください。」
そう執事は言うと、私とお父様の荷物を持って歩いて行った。
お父様とお母様、お兄様は自分の部屋へと歩いていきました。
残された私とダビとラダは、とりあえず私の部屋に荷物を持ってついてきてもらうことにした。
きっと、今頃執事が二人用の部屋を用意してくれていることだろうから、それまで私の部屋でこれからのことについてお話をして待つことにしましょう。
そうして二階にある私の部屋に三人で向かった。
美醜逆転⁈転生したら私が女神だといわれているのだが… みょんみょん˙꒳˙) @myonmyon-
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