逆に聖女に任命されているシリルは逆の意味でその手の連中のストレスに晒され……ある意味では私よりも遥かにイラついていただろう。
何しろ光の精霊の加護を受けたシリルの魔法は他の属性よりも回復治療を含めて恩恵が分かりやすく教会組織としては信仰集めに利用したい、喉から手が出る人材なのだ。
ただ私は元より、見た目が清純そうなシリルも元は同じ孤児院出身の孤児……小さなころから大人の、社会の薄暗い世界を目の当たりにして来た事もあってその手の輩の甘言を一度疑う癖が最初から備わっていた。
自分が見て判断したモノしか信用しない……聖女としての清楚な仮面を被りつつもその辺の本質は変わらず、教会組織の輩からは利用しづらい事に苛立っているくらいだ。
ここまでシリルが明け透けに本音の顔を覗かせるのは私やロンメルさん以外では久々の事になる。
私も人の事をとやかく言えないけど、ロンメルさんもシリルも相当に脳筋の気が強いからね……一度拳を交えて分かり合ったらマブダチ~の傾向がある。
特にカチーナさんとは好戦を繰り広げただけに最早シリルの中では『好敵手とも』としてインプットされている事は確実だ。
もうここらへん全部シリルになってるんだが笑
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
二人とも主人公がハーフデッドだと気が付いてなくて安心した。
純情少年の方に興味持ったからだろうけど、気がそれて助かてるねw
作者からの返信
他人の恋路は蜜の味( *´艸`)
まだ数か所シリル呼びの箇所が見受けられます。
親友の名前はちゃんと呼んであげて〜
久しぶりに読書の時間とれたら、こんなにもストックが!!
一気に楽しませてもらいます。ありがとうございます!
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。一度全部見返してみます<(_ _)>
編集済
でもゾンビの筋肉はリミットが解除されている事だから物理の力は強いはず。
ただその力を使うたびに弱くなるはず。
スケルトンはただ持ってる魔力の力そのままが自分の力?
ミイラは腐敗防止処理されて、半分ふっかつされているから、その体に黒い血が流れているかも。
作者からの返信
個人的な発想ですが死んだ肉、食用の肉は生きている時より柔らかく脆いって感じに……。
某ウイルス系のゾンビは『実は死亡していない』という解釈らしいので……(;^ω^)