20:端金なんぞ持っていたくないからや。byトルク

 こんにちは。十流九とるくトルクや。


 毎度毎度、視点があっちゃこっちゃ変わりまくる話についてきてくて、どうもありがとうございます。

 時間の方が、ようやくあっちの地球に追いつきました。


 今日は、2026年8月10日や。別段、なんでもないの日や。

 なんでもないの日なんやけど、蘇我そがと僕にとっては特別な日や。


 なぜなら、今日から蘇我そがと僕は、NASAの正式なスタッフやからや。正式な月面ドローンパイロットやからや。


 NASAの正式な月面ドローンパイロットになるためには、いろいろあった。


 まず、蘇我そがと僕は、高校を休学した。

 残念やけど、NASAのフィールドセンターのひとつ、アメリカのフロリダ州の「ケネディ宇宙センター」は、日本から通うんには遠すぎるからや。


 それから、僕は会社を休眠状態にした。

 残念やけど、会社を経営するヒマがなくなったからや。


 それから、YouTubeチャンネルを凍結した。

 残念やけど、YouTubeを運営するヒマがなくなったからや。


 それから、蘇我そがが参加する、ドローンレースのスポンサー契約を凍結した。

 残念やけど、蘇我そががドローンレースに出場するヒマがなくなったからや。


 いっさいがっさいの活動を休止したのは、2026年4月25日や。別段、なんでもないの日や。

 なんでもないの日なんやけど、蘇我そがにとっては、特別な日だったらしい。

 蘇我そがが、あっちの地球におった時の、誕生日だったらしい。

 親友に誕生日を祝ってもらう日だったらしい。(自称)絶世の美少女だった蘇我そがのことを、みんながお祝いしてくれる日だったらしい。(知らんがな)


 そんな訳で、2026年度の収入は、ほぼほぼNASAからもらえるお給料だけや。ぶっちゃけどえらい減給や。エグいくらいの減給や。


 せやけど、一向にかまわん。そんな端金はしたがねなんぞ、一向に構わん。

 今日、たった今知った、とびきりオモロイことに比べたら、端金はしたがねなんぞ、一向に構わん。(ゴミや)


 ちょっとなにいってるか、わからない?


 じゃあ、話す。分かり易い例を話す。とびきり分かり易い例を話す。やたらと休載する漫画を例にあげて話す。


 やたらと休載する漫画で、やたらと高い塔を登る話があった。

 やたらと高い塔は、登れば登るほど、やたらと高いファイトマネーがもらえた。

 でも、テッペン近くにまで登ったら、どうなった?

 お金が1円ももらえんようになった。

 でも、その事実を知った主人公は、どうなった?


 めっちゃ興奮しとった!

 めっちゃ面白がっとった!!

 めっちゃ面白がって、修行と遊びと睡眠時間、きっちり三等分しとった!!!


 つまりはそう言うことや。


 さて、おもんない前置きはこんくらいにして、オモロイことを言う。

 今日、たった今知った、とびきりオモロイことを言う!!


 なんでも、あっちの地球と戦争するらしい!

 月の覇権をかけて、あっちの地球と戦争するらしい!!

 お互い、無人の戦闘機使うて、あっちの地球と戦争するらしい!!!


 そして、蘇我そがと僕は、戦闘パイロットの一員や!

 地球で、月にある戦闘機を、リモート操作してあっちの地球の兵器と戦う!!


 めっちゃ面白い!

 めっちゃ興奮する!!

 こんな面白いことに比べたら、年商21億なんて端金はしたがねや!!(10月の予定より1億上積みしたった)


 でもって、蘇我そがと僕は、どえらい秘密を知る。

 あっちの地球を結ばれた条約や。


 全てを挙げるとキリがないので、分かり易いルールを、いくつか紹介する。


〜 条約じょうやく1:月に生命を派遣してはならない。 〜 

〜 条約じょうやく3:月面での交戦は、ロンドン時間で、毎月1日、12:00〜13:00のみとする。 〜

〜 条約じょうやく4:交戦区画は、月面の高度2000m未満とする。 〜

〜 条約じょうやく5:月面への補給、輸送システムへの攻撃は禁止とする。 〜

〜 条約じょうやく6:月面での戦闘が困難となった場合、速やかに降伏する。 〜

〜 条約じょうやく7:降伏した地球は、以降30年間、月の開発から手をひく。 〜


 あかん……興奮して、結構な量を説明してしもうた。簡単に説明する。要するに、あっちの地球とゲームするんや。


 ゲームは『開発フェイズ』と『戦闘フェイズ』に別れとる!

 でもって『開発フェイズ』で開発ができんようになったら負け!!

 買った方は、月をのっとれる!!!


 月を30年ものっとれる!

 実質、負けた地球は、になるんと同じや。


 考えてみて欲しい。今の日本を考えてみて欲しい。

 37年前の日本と、今の日本と比べてみて欲しい。


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 調べるんめんどくさい人はこのリンクコピペして欲しい。

 https://media.startup-db.com/research/marketcap-global

 まあちょっとばかり古臭い資料やけど、今とあんま大差ない。

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 37年前、つまり現在の2026年から37年前、1989年、平成元年のグローバル時価総額ランキングベスト50と比べてみて欲しい。


 平成元年、日本のグローバル時価総額ランキングベスト5を日本企業が独占しとった。でもってベスト50だと、32の企業が入っとった。

 それがどうや、2025年度、令和7年度はどうや。日本企業は「永遠の0」や。


 つまりはそういう事や、月を利用した先端テクノロジー開発で、30年もの差が生まれる。でもって30年後、負けた地球は勝った地球のテクノロジーで覆い尽くされる。資本主義の札束でボッペタをぶっ叩かれて侵略される。


 オモロイ!

 めっちゃオモロイ!!

 こないなオモロイことに加担できるなら、年商21億なんて端金はしたがねや!


 あ、ついでにもう一個説明しとく、別にオモロない話なんですっ飛ばしたけど、かなり重要な条約を説明しておく。


〜 条約じょうやく2:今後30年、一部の例外をのぞき、互いの地球の生命は、交流を禁止する。 〜


 なんでか?


 要するにいろいろアカン細菌やウイルスや粘菌を持ち込まんためや。

 パンデミックを防ぐためや。


 ほら、つい最近あったやろ、をあっちの地球に持ち込んだら、大変やろ?

 あと、どうやら、あっちの地球にも大変なもんあったらしい、をこっちの地球に持ち込まれたら、大変やろ?


 つまりはそういうことや。


 2つの地球は、互いに、もう、十二分に知性とモラルが発達しとるんや。

 2つの地球は、互いに、無用な殺戮行為を、是が非でも避けたいんや。


 そう考えるんが、の人間や。

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